「東尾根から伊勢山」 11年11月20日(日)


国土地理院地形図
 : 25000分の1 「姫路北部」、「前之庄」、「龍野」、「安志」




 〜 はじめに 〜

 恒例の毎週土曜の雨は上がったものの、日曜は冬型の気圧配置。
よって北部は時雨模様。ということで、以前から気になっていた
伊勢山へ行くことにしました。
 いろいろとネットで情報を集めていると、伊勢山から南東に伸びる尾根が
良さそうと思いました。先月の大倉山での失敗を基に、登山口に関する情報は
確実に整理しておきます。

 緑台の住宅街の北端、バスの転回場所より更に奥にあるヤマザクラ広場の
駐車場に車を停めます。未舗装の駐車場には5,6台は駐車出来そうです。




 6:47 ヤマザクラ広場駐車場出発

 伊勢山とは反対方向、緑台の住宅街へと入っていく。
転回場所には神姫バスが待機している。姫路駅からの便は良さそうだ。




 6:56 緑台住宅街にある東尾根登山口に到着

 住宅街の北東山裾にあるということが分かっていただけだったが、
U字ブロックを重ねた階段を目印に探索してすぐに見つかった。
現地には登山口を示す案内標識は無い。








 行程概要 (山中のルートは不正確です)



 伊勢山のトラックは所によって、整備の具合に差が見られます。
ヤマザクラ広場駐車場周辺は道標完備の遊歩道状態。
伊勢山の北にある空木城跡も道標完備です。
それ以外はマーキングはされていますが、道標は殆どありません。
地図読みをしながら歩くのを前提にした山域ではないかと思います。


 7:02 東尾根登山口出発

 ここでウォーミングアップ等してから登山開始。
U字ブロックは少し斜めになっていて、ちょっと滑りやすくもなっている。
登山口周辺はやや草深くなっているが、少し奥へ入ると歩きやすい幅広のトラックへと変貌する。









 スタート直後には左手に堰堤もある谷を緩やかに登っていく。
谷には普段は水は流れていないようだ。
 登山口の標高は80m+、東尾根との標高差は100mあるかないかくらいなので、
歩き始めてまもなく行く手には稜線が見えてくる。

 程なく谷の形状は無くなり、トラックはそのまままっしぐらに稜線に突き上げる。
下りで歩くと、落ち葉で滑り下るような感じになるだろう。








 7:18 170m+コル

 突き上げたところは170m+コルだった。登ってきたトラックには緑台バス停を指す手製の案内板がぶら下がっている。
ここから伊勢山へ向けて待望の尾根歩きが始まるが、木で塞いでいる南側も歩きやすそうなトラックが続いている。
すぐ南には220m+ピークもあるようだし、展望を期待して立ち寄ってみることにする。
ピーク到着直前はけっこう急な登りだった。








 7:26 220m+ピーク

 登りついた先にはなかなかの展望が広がっていた。
これから歩く北向きは若干木が茂っているが、東側と西側はよく見える。
自分にとって土地勘の無いところだが、下界の中央を流れる菅生川を挟んで東側は書写山。
その登山口の一つである鯰尾地区が見えていることが地形図から分かった。
書写山は2年前に六参道を一気に歩いてしまったが、また季節を変えて行ってみたいと思う山だ。
そういえば最近のニュースで、長らく工事中だった開山堂が公開されたという。
山好きだけでなく、歴史好きでもある自分にとって書写山はかなり楽しめるところだ。

 展望を楽しんでいると、やはり今日は風が強くてけっこう寒い。
体を暖めるためにも動いていたほうが良さそうだ。
220m+ピークから激下りを経て、最初の170m+ピークへ戻る。




 7:36 再びの170m+コル

 改めて伊勢山へ向けて東尾根縦走開始だ。とりあえずの目標は三角点のある280m+ピーク。
その手前では等高線の閉じた260m+ピークも通過する。当分は一貫して登りが続くが、低山なので標高差は100m弱だ。








快適そのものの伊勢山東尾根

 170m+コルから北へ伸びる尾根を辿るが、読図の必要もないほど明瞭なトラックが続く。
それに加えて青空に映える紅葉と言いたいところだが、色づきはもうちょっとというところだろうか。








 7:53 岩尾根となる

 登りが続いていたトラックはいきなり広い一枚岩に飛び出た。
麓の緑台住宅街はもちろん、海までよく見えている。
写真では写っていないが、車を停めているヤマザクラ広場の駐車場も眼下に見える。
緑台の向こうには峰相山まで続く西尾根もあって、あちらも歩いてみたいという思いになる。

 この岩場は全く遮るものがないだけに、風が非常に強かった。
スキー場であればリフトが止まるほどではなかっただろうか。
スキーシーズンが始まるまでにあと何回山歩き出来るかなという時期になってきた。
でも寒さのほうは日差しがあるのでそうでもなかった。








 8:00 260m+ピーク

 前述のような岩場が続くようだともっと伊勢山が賑わっているだろうけどすぐに元の尾根道に戻る。
そして程なく260m+ピークを通過。木々に覆われている向こうには地形図どおりに280mピークと思われる頂が見えている。
次のピークまでのアップダウンは-10mと+30m。









280mピークへ向けての急登

 30mの登り返しは短いがなかなかの傾斜だった。
時折シダに覆われがちになるが、地面が隠れる場面はあまりない。








 8:07 280mピーク到着

 松とシダに覆われた280mピークに到着。三角点は探す必要もなく、トラックのど真ん中で出迎えてくれる。
展望こそ無いものの、明確にここがピークと分かる気持ちの良いところだ。
地形図を見ると、伊勢山まで続く東尾根のうちで、まだ3分の1も歩いていないようだ。
なかなか楽しい尾根歩きのために、いつも以上にゆっくりし過ぎていると感じる。




 8:16 280mピーク出発








 8:23 270m+ピーク

 280mピークを過ぎると、しばらくはまとまった登りもない極楽な区間になる。
しかし展望も合わせて無くなるうえに、木陰が多くなってちょっと肌寒かった。

 この辺りでは尾根の向きが大きく変わるので、現在位置は確認しやすい。
僅かに盛り上がった270m+を通過。








 8:29 260m+ピーク

 再び僅かに登り返したところが260m+ピーク。
大きな四角い形状の岩がごろごろ転がっているユニークなピークだ。
さながら自然のベンチとテーブルといったところで、パーティーでの会食にも便利そう。
岩の上を八艘飛びのようにして乗り越えていく。








 8:36 北方に伊勢山が姿を現す

 260m+ピークを過ぎると190m+コルへ向けての下りが始まる。
その途中、地形図で岩場が描かれている辺りでは、このような思いがけない展望が広がってくる。
行く手には遮るものなく、伊勢山が初めてその全貌を現す。
三角点のある伊勢山本峰を中央にして、この後真っ先に登る前衛峰298mピーク。
そして本峰の後に訪れる西峰南端峰。

 伊勢山の呼称に関しては、地形図「姫路北部」、「龍野」で山名がそれぞれ異なったピークに記載されている事情がある。
神戸新聞総合出版センター刊 【 はりま歴史の山ハイキング 】に倣って、三角点もあって最高峰のピークを伊勢山(本峰)。
その西にある南北に細長い岩山を西峰南端峰、西峰北端峰と表記することにする。

 それにしても、この岩場でも強風で三脚を立てるのもいつも以上に気を遣う。









伊勢山東尾根のハイライトといっても良い大展望!

 展望の岩場はしばらく続く。初めて登る伊勢山だけに、この景観には大いに気持ちが高まる。
3つのピークが横並びに仲良く並んでいるのも面白いが、前衛峰の298mのほうが高く見えているのは距離差によるのだろう。

 岩場が一区切りすると、40mほどの急坂下りとなる。
伊勢山周辺ではここに限らず危ない箇所には篤志家の方々によってロープが設置されていて、
三脚片手に通過することも出来る。








 8:53 190m+コル

 急坂を下りきると190m+コルに降り立つ。
ここから後は伊勢山へ向けて登り続ける区間となるので、コルで一息ついていくことにする。
コルから西へは緑台へ下山出来ると思われるルートが分岐している。
一方東側へもやや薄い踏み跡が下っており、昔はここも峠道として使われていたのだろうか。




 190m+コルからは断続的にやや急な登りが続く。
東尾根を北へ向かう場合には一番の難所となるが、それでもコルから伊勢山までの標高差の総計は160mくらい。








 9:06 298mピークが行く手に姿を現す

 コルからの最初の登りは30m程度で一段落し、ヌタ場が点在する平らなところに出てくる。
行く手には298mピークが高くそびえるように見える。
ここからは残りの70mの急坂が控えている。









ロープ場が続く298mピークへの登り

 等高線で見る以上になかなかの急坂だった。
ロープは無くてもどうにか登れるが、下りではありがたいかもしれない。
急坂でも標高差は70m程度なので、喘ぐ間もなくあっという間に終わってしまう。
今の爽やかな時期だからこういえるが、仮に暑い時期に来ると伊勢山は辛いと思う。








 9:20 298mピーク

 急坂はピークの手前で徐々に緩くなって298mピークに到着。
コルからは30分弱かかっているが、普通に歩くともっと早いと思う。
先程から見えていたように、298mピークもここがピークと明確に分かるところだった。

 ここから伊勢山はもう距離も遠くないが、全般的には登りが続く。
尾根は始終大きく向きを変えるので、地図読みも楽しそうだ。
数分間小休止して、息を整えてから東尾根の終盤に向かう。









 298mピークのすぐ北で小さく等高線の閉じた290mピークを過ぎると、
伊勢山本峰から南へ伸びる尾根の突端が見えてくる。
ここからは40mくらいの登りとなるが、これまで歩いていた尾根を振り返るところでもあればいいのだが・・。








 9:41 歩いてきた尾根を振り返る

 伊勢山本峰は展望無しなのは分かっているので、その南に派生する辺りで展望箇所を見出したかった。
全開とまではいかなかったが、ここが唯一東尾根を振り返ることが出来たところだった。
逆光だからあまりきれいには見えないが、どうにか東尾根の2つのピークが顔をのぞいている。








 9:54 伊勢山山頂が間近に

 南に派生する尾根に乗ると、もう伊勢山本峰に着いたも同然。
木々越しにきれいな三角錐の姿で間近に見ることが出来る。
同時に伊勢山から北方の山々も見えるが、中でも明神山のトンガリは一目で分かるほど目立っている。
山頂は“物置”状態になっていることで有名になってしまったが、遠めに見るとあれほど眉目秀麗な山はあまり無いだろう。

 ところで北方には怪しげな雲がびっしりと広がっている。
時雨を避けたかったので伊勢山にしたのだが、あの雲はこの後ここにまで来そうな気配だ。








 9:59 伊勢山山頂(353m)到着

 最後の20m弱の登りを経て伊勢山山頂に到着。山頂広場のど真ん中に三角点がある。
撮影に忙しい自分の場合スタートからここまで3時間ほどかかっているが、東尾根を普通に歩くと2時間くらいで到達出来るのではないだろうか。
いずれにしても東尾根は力を入れて取材したくなる良い尾根だった。

 木立に囲まれた山頂は展望も無い上に、日差しも無いので今日はちょっと肌寒い。
上着を1枚増やしてから山頂で滞在することにする。いつものようにパンを食べてからオカリナを取り出す。
山頂広場は殆ど何も設置物が無いが伊勢山はこれで良いと思うし、純朴な姿を保ってほしいと感じる。

 当初予定していた行程は、伊勢山西峰〜空木城〜伊勢山西峰〜西尾根を経て展望広場〜ヤマザクラ広場としていた。
諸事情により短縮することとなるがそれは後述することとして、とりあえず伊勢山西峰へと向かう。




10:17 伊勢山山頂出発

 自分の持っている【 はりま歴史の山ハイキング 2003年刊】では伊勢山本峰へは“道が良くない”と記述があるが、
刊行から数年を経て既にごく普通のトラックになっている。

 伊勢山本峰から伊勢山西峰へは、-50mの下り、+20mの登り返しとなる。
この間に地形図は「姫路北部」から「龍野」へと切り替わる。
今回はやっかいなところで地形図が切り替わるので、2枚の地形図をテープでつないで見ている。
空木城を行程に含むと、更に「安志」、「前之庄」も加わり、合計4枚の地形図も必要になる。
伊勢山は地形図を切り替えるのに忙しい山だった。








10:26 神坐の窟の出合(300m+)

 ちょうど地形図が「龍野」に切り替わる290m+コルを過ぎるとすぐに三叉路に出合う。
この正面を塞いでいるように見えるのが、伊勢山西峰北端峰であり、
また神坐の窟を形成している岩塊でもあることを把握するのにはしばらく時間がかかった。

 南向きに歩くとすぐに西峰北端峰へ出るが、それは行程後半においておくとして、
まずは神坐の窟、そして空木城方面へと下っていくことにする。
出合から下っていくと、トラックの脇に大きな穴が開き、下には神坐の窟が見えていて驚く。
神坐の窟は西向きに窓が開いていることは知っていたが、上部にも穴が開いていて風が通るのだった。

 神坐の窟は北側から細長く開いた穴を通り抜けて入る。









神坐の窟

 こんなに広かったのか!

 ガイドブックやネットの情報で掴んでいたよりも、直に見るともっと広く感じる。
洞窟の中も風が通るのでけっこう寒かったが、撮影で動き回っていたので体が冷えずに済んだ。

 神坐の窟も、かの「播磨鑑」で記述のある名所で古くから知られていたという。
猛暑の時期に訪れた亀ヶ壺もそうだったが、「播磨鑑」は要所を押さえているなかなかの名著だと感じる。









 神坐の窟

 洞窟は西に大きく窓が開いているが、それを見下ろすかのように3体の神像等が祀られている。
頭上少し高いところにあって、なおかつ暗いので、望遠レンズに交換して三脚を使用して撮影させていただいた。









 不動明王はなんとなく分かるが、あとの2体は正直言って自分には見分けがつかない。
万一間違えていたら失礼で申し訳ないので、ご教示いただけたら有り難いです。









 3体目は特に暗いのでAFが機能しなかった。MFでピント合わせをするにもファインダーの視野が暗くてよく見えない。
ということで結果的に前ピンになってしまった。ポートレート以外でフラッシュを使うのは雰囲気を変えてしまうのであまり好きではないから仕方がない。
日が北寄りになる夏至の頃の夕方が最も明るくて撮りやすいかもしれない。









 神坐の窟の窓の景観

 山並みの向こうにはお馴染みの新竜アルプスが見える。
手前の松の木がやや景観を遮っているが、これもご愛嬌と思う。
この景観はまさに“天然のアーチ”となっており、イタリアのカプリ島で見た同名の名所をほうふつとさせる。

 この神坐の窟へは上伊勢地区から最近拓かれたルートが最短となっていて、こちらはあるきさんが採り上げられている。
燃料採集という役割が無くなった里山だが、レクリエーションの場としての新しい形で活用出来ている好例ではないだろうか。




10:49 神坐の窟出発

 約20分の滞在で出発。
ちょうど3人パーティーの方が入ってこられて入れ替わりになるが、
自分がすぐ外で撮影していたら、まもなくその方々が洞窟から出て来られたので道をお譲りした(自分と同じく神坐の窟は初めてのようだったが)。
同じように山歩きをしていても、人によってこれほど名所での滞在時間も違ってくることは改めて実感した。
この強行軍?のパーティーの方々とは、この後空木城への尾根の途中でもう一度出会うこととなる。









 神坐の窟(伊勢山西峰北端峰)から空木城へは激下りで始まる。

 神坐の窟で過ごしている間に、急に空模様が怪しくなってきた。
すぐ雨が降ることはないようだが、強風による寒さを和らげてくれていた日差しが無くなったので、急に体感温度が下がった感がある。
今日の取材のペースを逆算すると、当初の行程をこなすのも難しくなってきたとも考え始めた。
とりあえず空木城へは向かうものの、空模様を見ながら今後の行程も再検討することとなる。




 (これより次週の行程と重複するため、暫く中略とさせて頂きます)


11:17 空木城跡到着




11:43 空木城跡出発




11:53 神坐の窟




12:07 316mピーク(伊勢山西峰南端峰)到着

 風を避けて一段下がったところで昼食のパンを摂る。
今後の行程を考えているところに単独男性の方が南から登ってこられた。
ネット上で直接お話したことはなかったもののお互いに知っていた方で、しみけんさんだった。
自転車で麓まで乗り付けられて、そのまま尾根を登ってこられたところだった。
もちろん今日お互いに伊勢山を選んだことも全くの偶然であり、すごい確立に感動した。

 これでネットを通じて直接に山でお会い出来た方は、てるみさん、Tokiwaさんに続いて3人目となったが、
本当に偶然に出会ったというのは今回が初めての経験だった。

 しばらくお話してのちに、しみけんさんは北へ向けて出発された。
自分も重い雲を見て、今日は最短ルートで下山することに決めて荷物をまとめる。




12:35 316mピーク(伊勢山西峰南端峰)出発

 昼食休憩していた316mピークは北以外の全方位に大展望が広がるが、より好天に恵まれた翌週に改めて採り上げることにします。




 316mから南は一貫して急な下りとなる。しばらくは展望も楽しめるので、
本来であればハイライトとして大々的に写真を載せているのが普通の区間だ。

 森の中に入って、シダが茂るところを通過しても、変わらず明瞭なトラックが続いている。








12:51 これまで辿ってきた尾根を外れる

 下山ルートは次回の西尾根歩きへ向けての偵察も兼ねることになったが、
この場所で辿ってきた尾根をトラックが外したと認識した。でも右手のほうには明確なルートは見当たらず。
西尾根を通しで歩くには、この辺りの区域の突破が課題になると思われる。

 【 はりま歴史の山ハイキング 】でも、西尾根からわざわざ一旦谷に下ってから、伊勢山へ登るように記述されている。
自分はそんな面倒なことをせずに、始終西尾根を縦走することにこだわって歩きたい。








12:56 谷に降り立った

 尾根を外してからはあっという間に水気のある谷に降り立った。
周辺は踏み跡が錯綜しているが、必要最小限のマーキングはある。
緑台に流れ着く小川に沿って、緩やかに下り始める。








13:06 展望広場へと誘われるが・・

 小川沿いに歩いていると、【 はりま歴史の山ハイキング 】推奨の展望広場(西尾根上にある)への出合に差し掛かった。
ここで再び西尾根へ向かうべきかどうか迷った。でももう時間的に余裕を持って充分な取材が出来ないことと、
相変わらず空模様が怪しいことで、迷いを振り切って下山することにした。




 少し南へ下ると、今度は東尾根へ向かう別ルートとの出合に差し掛かる。
こちらは手製の案内板があるのみだが、こちらのほうが何故か気になってしまう。
この別ルートも次週に併せて踏破することにする。









小川沿いの気持ちの良い下山ルート

 残念ながら小川の水はちょっと濁っている。谷あいには早くも山影が迫っていた。








13:15 扇岩!?

 ユニークな岩で思わず足を止めた。
これは自然の造形なのだろうかと思わずにはいられない岩だ。




13:29 ヤマザクラ広場駐車場到着

 何故か下山を決めてから晴れてきたが、ヤマザクラ広場に着く頃には再び曇ってきた。
昼から曇ってくるのは典型的な冬の天気傾向で、冬の訪れを感じさせる山行となった。




 〜 終わりに 〜

 伊勢山は姫路近郊の低山ではありますが、色んな魅力が凝縮した里山だと思いました。
神坐の窟、空木城跡などの見どころが多いこと、ルートバリエーションが豊富なことも大きいでしょう。

 次回、中途半端な形で終わった今回の山行を補填するために、西尾根を縦走して伊勢山を目指します。








行程断面図です




BACK

inserted by FC2 system