「鶴居城山から七種山」 2017年 1月 1日(日)

国土地理院地形図
 : 25000分の1 「寺前」





 年が明けても全く雪の気配が無く小春日和続き。人工雪だけの時はスキーよりも登山が楽しいだろう。
ということで元旦から山行に出掛けてきました。

 以前から気になっていた七種山から北へ伸びる町境尾根を縦走することにしました。
これは一般ルートとなっている七種山〜七種槍間の尾根上にある552mピークから北へ派生する尾根ですが、
同ピークには市川町方面を示す指導標はあるもののルートはほぼバリルートです。
地形図、コンパス、そしてGPSを活用して縦走しました。
 
 「かみかわ登山日和」さんで同じルートを歩かれていたので参照させて頂きました。
こちらは逆に南向きに歩いています。








 山行に先だって、福崎町青少年野外活動センターに隣接する七種槍登山口に自転車をデポ。
結果的には七種滝下の林道終点にデポするのが上策になるのだが、当初は七種槍を越えて下山するつもりだった。




 その後、自転車を漕ぐことになる道を下見を兼ねて運転して、鶴居地区の共同墓地駐車場へ向かう。
ここには鶴居城山登山口の案内板が設置されていて、初めてでもすぐに辿り着けた。








 行程概要  ※ 福崎町青少年野外活動センターから鶴居城山登山口まで自転車を漕いでます。

 地理院地図(電子国土Web) 新しいウィンドゥが開きます。


 6:52 鶴居地区、共同墓地駐車場(120m+)出発   

 駐車場には鶴居城山での初日の出登山の方々の車が多く停まっていた。
今日は年末までの仕事疲れが出たのか予定時刻に起きられず30分ほど到着が遅れた。
山頂で初日の出を見るには間に合わないであろうことは登る前から分かっていた。

 木のベンチにはびっしりと霜が降りているくらい、朝だけは相当冷え込んでいた。
でも元旦も全く雪の気配が無い小春日和の予報で、昼は登山日和といえるくらい暖かくなるはずだ。








鶴居城山登山口  登山口からまもなく尾根に乗り上げる

 鶴居城山は地元の方々によって整備され、大切にされている山であることがそこかしこから伝わってくる。
今日の行程はバリルートがメインだが、鶴居城山に限っていえば兵庫100山に入っていないことが不思議に思えるくらいメジャー級の登山道になっている。

 登山口から南側の尾根に乗り上げると、頂上までのカウントダウンが始まる。

 尾根に乗った辺りから、より早朝に登られていた地元の方々とすれ違うようになってくる。








 7:14 最初に見えてくるのはニセピーク(285.6m)  7:21撮影 2017年、初日の出 (神戸の日の出は7:06) 

 少し標高を上げると尾根の見通しが良くなってくるが、山頂は意外に姿を見せてくれない。
でもそこかしこで展望箇所はあるので、初日の出は登っている最中に観ることが出来た。
近年は正月はスキーに行ってることが多かったので、初日の出を観るなんて何年ぶりだろうか。




 この後で年明けからいきなりうっかりミス。
登山道横にある285.6mの三角点をよそ見でもしてたのか見落としてしまっていた。
初日の出を観終わった多くの方々とすれ違っていたので、その際に気付かずに通り過ぎていたのかもしれない。








高い木が目立っているところが鶴居城山山頂 西側には七種槍、七種山が誘ってくれている 

 尾根は部分的に急でロープが掛かっているところもあるが、概ね緩やかな尾根と感じられる。
鶴居城山山頂は見た目にも居心地良さそうな雰囲気が伝わってくるところだ。

 山頂が近づいてくると西側に七種の山々も見えてくるようになる。
どっしりした七種山も貫録があるが、優美な三角錐の七種槍が特に美しい。








尾根上には幾重にも削平地が連続するようになる   

 展望だけではなく、山城跡としても見どころ豊富の山だった。
尾根は細いので数人の兵が詰めればいっぱいになってしまうくらいの削平地が連続する。
山城の遺構が良好な状態で残っており、歴史好きの方も大いに楽しめるはず。








 7:43 鶴居城山(稲荷山)山頂(433m)到着   

 だだっ広くて平らな鶴居城山山頂に到着!
既に日はだいぶ高くなってきて、初日の出を観られていた方々はほぼ全て下山された後だった。
到着してからまもなく、広い山頂に自分一人の貸切状態に。

 朝の斜光に照らされる鶴居の街並みと市川の流れが箱庭のよう。
播磨と但馬を結ぶ要衝として、ここに山城を置いたことが景観からも納得出来る。
例に漏れずここも赤松家に属しており、嘉吉の乱の際には山名勢との攻防の舞台になったようだ。

 城は正しくは稲荷山城というらしいので、鶴居城山は通称と捉えても良いかもしれない。
いずれにしてもたいへんに居心地の良い山頂であることは間違いない。

 写真には写っていないがベンチとテーブルも置いてあって、思い切り朝日を浴びながら小休止をとった。








 8:04 鶴居城山山頂出発  

 ここから今日の行程の本番となる、バリルートの縦走が始まる。

 山頂の北端には大仲山へ通じる尾根への踏み跡がある。
歩き始める前に送電線鉄塔、498mピーク、そして大仲山などの要所を確認しておく。








獣避けネット越しに七種の山々を観ながら縦走する   8:16 420m+ 今日の行程で送電線鉄塔をくぐるのはここだけ

 バリルートの割には明瞭な踏み分けがあって歩きやすい。
しばらくの間は南側の視界が開けていて、ネット越しではあるが七種の山々を初めての角度で眺められる。
そして今日の行程で唯一となる送電線鉄塔(420m+)までは殆ど平らな尾根で行程が捗るところだ。








470m+ピークへ向けて   8:24 470m+ピーク 

 送電線鉄塔をくぐると470m+ピークへ向けて、約50mの登りとなる。
鶴居城山の整備された登山道の登りと比べると、同じ標高差でもやはり体力を使う。
ここをはじめとして、今日の行程は地味なアップダウンが連続。数値以上に骨が折れる山行となった。

 振り返ると鶴居城山がシルエットとなって見えている。
逆側から見てもなかなか端正な山と思う。




 登り詰めると狭い470m+ピークに到着。展望は東側に少しだけ窓が開いている。
当面の目的地の大仲山へ続く尾根はほぼ道なりに続いていく。

 地形図には南の支尾根へ下る破線道が描かれているが、灌木による密生したヤブになっていて容易く歩けそうには見えない。








 8:37 498m標高点ピーク   

 470m+ピークを出発して緩い下りの後、約40m登り返すと498m標高点ピークに到着。
ここはS字を描く細長いピークの東端にあたる。
一面びっしりと木々に覆われて展望は無いが、進行方向に大仲山がどうにか透けて見える。

 なお今日の行程は踏み跡は不明瞭ではあるが、時折マーキングを見かけるので参考になる。




 498m標高点ピークを過ぎると、再び緩やかな下りの快適な尾根歩きが続く。
この頃には大仲山がだいぶ近くに見えてくるが、山頂までそれなりに標高差があるのが伝わってくる。

 この緩やかな尾根では等高線を辿ろうとしているように見える小径があるが、
省力化を狙ったりヤブっぽいところを回避するのに使える。









大仲山へは激登りの連続   

 等高線の幅が広いところも含めて約150mの登りとなる。
出来るだけ歩きやすいところを選んで登っていくが、一部はずり落ちそうになりそうなくらいの急斜面も。








 9:11 大仲山南肩の分岐点(610m+)   

 なかなかの急登を越えて一気に傾斜が緩み、大仲山から南へ伸びる肩に着く。
ここは七種と鶴居城山の2方面へ尾根が分岐する重要なポイント。
急登後の小休止のついでに周囲の様子を観察して覚えておくことで、鶴居城山方面へ誤って戻ってしまうことを前もって防いでおく。
他のところよりやや多いマーキングによっても、ここが重要な分岐点であることが分かる。

 大仲山へはこの分岐点から約50mの緩やかな登りで辿り着ける。








 9:23 大仲山山頂(662.2m)   

 狭い空間に三等三角点がよく目立つ大仲山山頂に到着。
北東側が幾分木が疎らではあるが展望は今一つ。
そして山頂からはまだ北へ普通に進めるようで、西山麓にある亀ヶ壺を経由して歩けるかもしれない。

 山頂でも小休止をと思っていたが日当たりが悪くて寒いし、まだ先が長いので三角点にタッチだけしてすぐに引き返す。




 9:35 先述の南肩の分岐点

 念のためにGPSと、地形図とコンパスによる方向確認も行ってから、七種へ向けて南西側に下っていく。








いよいよ七種山へ   

 分岐点からの下りは広い斜面で心もとないが、次第に尾根の形状がハッキリしてくる。
この後に下りが落ち着いたところで、尾根は西へ90度折れる。
その先の530m+(2つ同じ標高のミニピークがあるが、そのうち西側のもの)を当面の目標にする。

 この下りの途中で鶴居城山へ向かうことの出来る山腹道との分岐を通過。








 9:53 530m+ピーク   

 当面の目標にしていた530m+ピークに到着。
道なりに西側へ伸びる尾根が歩きやすそうだが、地形図上を目で追うと河原川への山腹が急崖になって下れそうにない。
七種へ続く尾根はここでまた90度南へ方向転換して下っていく。

 踏み分けとマーキングですぐに正解のルートであることが分かるが、南西側に透けて見える520m+ピークも目印に出来る。








10:10 520m+ピーク  

 南北に長い520m+ピークを歩いていると、次に向かうはずの520m標高点ピークがすぐ西側に見える。
少し南へ下ったところにあるはずの吊尾根を意識して歩いていく。








10:20 520m標高点ピーク   

 吊尾根から少し登り返すと520m標高点ピークに到着。
手製の案内板には“十字形峰”と書かれていて、改めて地形図を見ると確かにその形になっている。
七種へのルートはここで再び90度南西へ折れて進んでいく。

 北側には先ほど到達したばかりの大仲山が何とか透けて見えている。
この辺りまで歩いてきて気付いたが、この尾根の樹木は常緑樹が中心であり、期待ほど展望が広がるところはなさそうということ。
これがこの町境尾根がバリルートで留まっている理由なのかもしれない。








初めて559.6m三角点ピークが姿を見せる  度々派生を繰り返す尾根なので、読図の妙味は充分楽しめる 

 520m標高点ピークから南下していくと、前方の視界が開けてきて七種の山々が進行方向正面に回ってきたのが分かる。
正面の双耳峰のように見える三角点ピークが当面の目標になるが、またきつい登り返しがありそうだ。

 三角点ピークの手前には520mピークの東の肩への登り返しもあるが、こちらは標高差も斜度も大したことはない。








10:45 490m+   

 520mピークの東の肩まで乗り上げると、東側の景観がけっこう開けてきた。
早朝に登った鶴居城山が重なる尾根の向こうに辛うじて見える。

 けっこう居心地良さそうなところだったので、ここで小休止をとることにした。

 北西側には目印にしていた520mピークが見えているが、灌木の密生具合からして人が立ち入った形跡は無さそうだ。








近づく559.6m三角点ピークと背後の七種の山々 これまで越えてきた北方の山々を振り返る。

 小休止をとった490m+の肩から少し南下したところで更に展望が広がっていた。
今日の澄んだ空気のおかげもあって、なかなかの山深い景観を楽しむことが出来た。

 それにしても周囲の山々の木々は青々としていて、今が冬であるということを忘れそう。
この時の気温もけっこう上がっていて、春山のような陽気になってきていた。
人工雪だけだからスキーに行かなかったが、この気温ではスキーがズブズブと埋もれてしまって滑走を楽しめる状況ではないだろう。

 この辺りで大仲山と七種山のほぼ中間地点といえる。
この先はこれまでほど地形が複雑なところは無く、最も注意を要する区間は過ぎたことに少し安堵する。




 さらに少し下ったところで地形図上には峠道と思われる破線道が交差しているが、気付かずに通り過ぎてしまったのか見つけられなかった。







11:04 激登りが始まった  11:15 530m+

 しばらく緩やかな尾根が続いたが、三角点ピークに向けて越えなければならない急坂がやってきた。
詰まった等高線の標高差は50mほどではあるが、部分的にはロープまで張られている。

 急坂を越えたところは、西側に広くて緩い尾根が派生する530m+の隠れたピークがある。
ここまで来ると三角点ピークまであと少し。








11:20 559.6m三角点ピーク   

 実際に立ってみれば尾根の一角というような、あまりピークらしくない559.6m三角点ピークに到着。
周囲に付けてあるマーキングの中には大柿さんのものまで。

 三角点ピークまで来たことで、七種の一般ルートの尾根までは一つのアップダウンを残すのみとなった。
ここで町境尾根では最後の小休止をとった。








559.6m三角点ピークの南隣りにある550m+ピーク。縦走する尾根が東寄りに伸びている  少し下った530m+(等高線は閉じていない)では南西へ派生する尾根へ進む

 559.6m三角点ピークの南側では2箇所で同規模の尾根が分岐するが、どちらもほぼ道なりに進むのが正解なので間違いにくいと思われる。
530m+まで来ると、南側に七種の一般ルートが通る尾根が透けて見える。








七種は近いものの、最後のアップダウンもなかなか強烈  11:46 470m+コル 

 530m+を過ぎると、40mほどではあるが落ち葉で滑りやすい急坂となる。
470m+コルに降り立つと、古い峠道の痕跡はないかと双方の斜面を気にしながら歩いたが見受けられず。
地形図では東側の麓まで破線道が上がっているが、現状はそれに即して峠といえるところは無かった。

 七種山〜七種槍を繋ぐ尾根への登り返しは概ね2段階に分かれている。
最初の登りは約30m、その次は約40m。








何度も歩いている尾根が間近に見えてくる   

 最初の30mの急登を終えると、もう至近距離で七種山・槍間の縦走尾根が見えてきた!
鶴居城山から始まったバリルートの縦走もいよいよ終わりが近づいてきた。








11:57 七種山・槍間の縦走尾根に合流した!   

 最後の登りを経て、馴染み深い552m標高点ピークに到着。
これで未踏だった町境尾根縦走は終わりとなる。長年残していた課題を片付けることが出来て大いに達成感を得た。

 552m標高点ピークの分岐には市川町を示す指導標もあるが、(難路)と付け加えるほうが良いような気がする。




 当初はここから七種槍を越えて、福崎町青少年野外活動センターへ降り立つ心づもりだった。
しかし朝の出発が遅れたことと、元旦の夕食に間に合うように帰宅してほしいというリクエストもあったので、
今回は七種山を経由することで少し早く下山出来るように計画を変更した。








12:15 630m+ピーク(ここで七種山へ向けて左折)  展望が開ける岩場に出ると七種山はすぐそこ

 552m標高点ピークからは小滝林道へ降りるほうが圧倒的に早いが、それでは呆気なさ過ぎるので七種山に登って縦走を終えたい。
七種山までは一貫して登りが続くが、これまでと違って一般ルートなので遥かに歩きやすい。








12:29 七種山山頂(683m)   

 山日和の元旦の昼時ではあるが、予想に反して山頂に誰もいなかった。
 
 それにしても何度も来てる七種山でも今日は全く気分が違う。
鶴居城山登山口を出発してから約6時間弱。アップダウンの連続するバリルートの尾根のためかけっこう疲れた。

 少し前に母を連れてきた時は少しだけ積雪があったので立ち寄らなかったが、今日は縦走を振り返るためにも是非つなぎ岩へ寄っていこう。








つなぎ岩から縦走してきた町境尾根を見通す  大仲山から続く町境尾根の山並み

 相変わらず岩の切れ目を跨ぐ時は緊張するつなぎ岩。

 これまでただ茫洋とした山の連なりでしかなかった光景だったが、一つ一つの無名のピークを目で追えるようになるのは心楽しいもの。
写真では手前の木に被っているが、鶴居城山ももちろん見えているので、思う存分縦走の醍醐味を堪能出来る。

 日陰のつなぎ岩ではあるが、風も殆ど無くて寒くなかった。
腰を下ろして暖かい飲み物を入れて、しばらくつなぎ岩で展望を楽しんだ。




13:01 七種山山頂出発

 車に戻るまでの時間を考えて30分ほどの滞在でつなぎ岩、七種山山頂を出発する。








七種神社、七種滝方面へ下山   

 ここから先は何度も歩いている区間ではあるが、七種山は急峻なので林道終点に降り立つまでは気を抜けない。

 下山中に計2人の登山者とすれ違う。元旦ではあるが七種山は訪れる人も少なくて静かだった。








13:33 七種神社到着   

 七種滝の落ち口横から七種神社に出るまでの急峻な岩場は下りでは特に要注意。

 見慣れた七種神社もきれいな正月飾りで、普段より清々しさを感じる。

 小滝横の石階段を慎重に降りて、ようやくほっと一息付ける。




13:46 林道終点

 七種槍を越えることを想定していたため、自転車に辿り着くまで30分くらい林道を歩いて降りなければいけない。




14:17 福崎町青少年野外活動センター

 林道を下っていて予想以上にだいぶ疲れを感じた。林道終点に自転車を置いていればと悔やんだが仕方がない。
鶴居城山登山口から7時間30分。ようやく自転車に辿り着いて今年最初の山行を終える。








14:26 福崎町青少年野外活動センター(150m+)隣、七種槍登山口を出発   

 自転車には辿り着いたが、これから鶴居までは1時間は掛かるサイクリングとなる。
途中までは緩やかな下りで楽だとみていた区間が向かい風でスピードが出なかった。

 また鶴居までの長い登り坂も山行後の疲れた脚にはけっこうきつかった。
それはともかく、早朝に車で通っていたことで、全く迷うことなく鶴居へ向かえた。








15:01 近づいてくる鶴居城山、そして大仲山の姿に元気付けられる  

 今朝方登った山々が徐々に近づいてくるのを観ながら自転車を漕ぐのは、また山行とは違った醍醐味というか達成感だった。

 鶴居駅の手前で一度、播但線の東側に出て、鶴居駅傍を通るとスムーズに登山口へ辿り着ける。
小回りの利く自転車ならともかく、車だと一台が通れる程度の狭い道なので慎重に。








15:20 鶴居城山登山口(110m+)到着  

 福崎町青少年野外活動センターから約1時間。
やっと鶴居城山登山口まで戻ってきて周回が完了した。

 明るい時間帯に東側から見る鶴居城山は秀麗な山容で、地元の方々に愛着を持たれるのは自然なことと感じる。

 縦走+サイクリング=8時間30分にわたる行程で、元旦から充実した疲れだった。
山行装備を解いたら、すぐさま温泉へ向かう。今回は市川町のせせらぎの湯へ。
夕刻でやや混み合っていたが、山行後に浸かる温泉はやはり至福のひと時だ♪








北条鉄道、播磨下里駅   

 帰宅途中、イルミネーションできれいな播磨下里駅へ立ち寄った。
前日の大晦日昼間、姪を連れてきていたばかりだったが、夜の光景を見せてあげたいと思い写真撮影した。
帰宅後に写真を見せたら、喜んでくれてて良かった。
姪も味のある古い駅が好きとのことで、自分と感性が似てるかもしれない。




 播磨下里駅のイルミネーションは年末年始の期間限定で実施されている。
なおこの駅は善坊山・笠松山への玄関口でもある。
列車は1時間に1本くらいの運行間隔なので、踏切で通り掛かるのを見かけると何だかラッキーに思える。








 〜 終わりに 〜

 雪は全然降らなかったが、最高の登山日和に恵まれた2016、17年の年末年始。
以前から温めていたとっておきの山行を好天の下で楽しむことが出来ました。

 殆どの区間の尾根がバリルートで占められ、鶴居城山、七種山では広く展望も楽しめます。
もし車が2台あれば、より気軽に町境尾根を縦走出来ます。
整備された登山道の無い尾根なので、地形図、コンパス、またはGPSを携行の上で山行をご検討下さい。








行程断面図です



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