「09六甲縦走トレ1回目」 JR三ノ宮駅〜阪急宝塚駅 09年10月1日(木)
国土地理院地形図 : 25000分の1 「神戸首部」、「有馬」、「宝塚」 参考文献 : 山と渓谷社 【六甲山】 P.154 「六甲全山縦走について」 : 昭文社 山と高原地図 【六甲・摩耶】 : 神戸市 「六甲全山縦走マップ」 ← 縦走のお供にはこれがお薦め ![]() 大分残暑が落ち着いてきたので、六甲縦走の足慣らしをすることにしました。 でもまだハイライトの前半を歩くのは暑いと判断し、比較的楽な後半からトレーニングしておきます。 中途半端に暑いこの時期に前半を歩いてバテた経験があるのです。 今回は何度となく採り上げているテーマとルートですので、トレーニング報告ということで簡潔にまとめています。 縦走後半の所要時間のご参考になれば幸いです。 |
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6:32 見晴台 布引の滝へは寄っていません。ここまでの登りを須磨の鉢伏山のつもりで歩いています。 自分が撮影している横では大勢の方がラジオ体操に励んでおられます。 |
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6:45 布引貯水池到着 湖畔にて10分程度小休止をとりました。水量はけっこう多かったです。 6:55 布引貯水池出発 しばらくは平坦か緩い登り。高倉台のつもりで歩きました。 7:10 市ヶ原 ここより、六甲全山縦走路に合流します。 |
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7:25 摩耶山への登りが始まる 正確には市ヶ原からはずっと登りなので、この出合に着くまでも気合が必要です。 ここから425m+ピークまで、そして稲妻坂へと続きますが、この区間が自分にとって縦走では最も苦しいところ。 今日は三宮がスタート地点ですが、須磨から歩いているつもりで登ります。 でも実際にはどこから歩いてもけっこうしんどい区間です。 |
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7:58 555mピーク 稲妻坂での苦闘が終わって、ひとまずほっと一息つけるところです。 ここまで来ればけっこう精神的に楽になります。やはり先が見えているというのは大事なことだと思います。 |
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摩耶山への最後の難関、天狗道を登る 稲妻坂と同じように登りなのに、やはり楽しくもある天狗道でした。 周囲が開けるというのはいいものです。特にこの日の空気はとても澄んでいました。 縦走当日にこの狭い岩場で三脚を立てるのははた迷惑だし、そんな余裕はありません。 普段のトレーニングのうちに撮影を楽しんでおきましょう。 |
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8:40 摩耶山到着 掬星台で大休止をとります。縦走当日にはレモン水の差し入れがあって、とてもありがたいです。 掬星台でも大展望を楽しんでいきます。早朝ですが好天に誘われてか、ちらほらと登ってこられます。 |
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掬星台の展望 大阪以遠は雲海に包まれていました。 9:00 掬星台出発 本番と同じくらいの休憩時間で出発。 今日のような日には立ち去り難いと思わせる掬星台でした。 摩耶山まででまとまった登りは一応最後にはなりますが、その後も各地で地味に登りがあるので、 全く気を抜くわけにはいきません。本番では掬星台で靴下を交換します。 |
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9:31 サウス・ロード入口 自分としては稲妻坂と並んであまり好きではない区間。 ここの階段道は単調で段差も大きく、意外にしんどいのです。気合を入れて登らなければいけません。 沿道は本番に向けてか、きれいに刈り込まれていました。 |
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9:49 三国池付近通過 摩耶山からは平坦な区間が多いのですが、サウス・ロードは一山登るつもりで歩きました。 時間にすれば約20分くらいなのですが、やはり長く感じます。 10:43 六甲ガーデンテラス到着。小休止をとる 曇ってきてけっこう涼しかったです。 10:55 六甲ガーデンテラス出発 短いアップダウンを経て車道へ。本番と同じように車道を経由して東へ向かいます。 |
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11:30 一軒茶屋通過 ここまでの車道歩きはけっこう長く感じます。 本番ではもう暗くなっている頃でしょうから、より緊張感を感じる区間になるでしょう。 東鉢巻山トンネルを抜けたところに本番ではチェックポイントが設置されます。 周囲が暗いところにチェックポイントの照明が浮かび上がり、ほっとさせられたのを思い出しました。 |
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11:44 東六甲縦走路入口 ここより久しぶりに山道へと入ります。 本番ではもうとっくに夜道になっていますからまるで雰囲気が違いますが。 入口付近のみ強力な照明で照らされています。 あとは自分のヘッドライトが唯一の明かりとなります。予備の電池まで用意して万全を期しましょう。 |
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東六甲縦走路 前回の大会以来となる約2年ぶりの東六甲縦走路。やはりこの道はとてもお気に入りです。 但し本番では急なところなどで渋滞が発生します。 12:30 船坂峠通過 12:50 大平山通過 |
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ここまでで大体、東六甲縦走路の半分を歩いたことになります。 木々が育ったのか、記憶よりも外界が望みにくくなっていました。 ちょうど仁川付近がよく見えるのですが。 |
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13:10 大谷乗越 急な下りの大谷乗越。本番では急な階段に強力な照明が照らされます。 この付近もやはり混みあって、流れが悪くなります。本番でここに三脚を立てるのは不可能。 出来る限り急坂の印象が伝わりやすいように撮影しました。 |
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大谷乗越を過ぎると穏やかな区間に戻ります。 |
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13:40 岩倉山付近にて 上空を送電線に遮られるのが残念ですが、ここからの景観はお気に入りとなっています。 砂山権現を過ぎた辺りからはザレた滑りやすい下りへ。 この辺りの土砂の流出は一段と進んで、前よりも地面から深く掘れてきているような気がしました。 |
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13:58 塩尾寺 長かった東六甲縦走路の山道はここまでです。今日の東六甲縦走路所要時間は2時間15分。 本番では混みあう夜道歩きとなるので、もっと長くなってしまいます。 |
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14:06 縦走路最後の展望地 ここも印象よりも視界が狭くなっている気がしました。 大劇場周辺がよく見えているのですが、長い下りは疲れた足には最後の難関となります。 ここから急な階段道があって、少しショートカットが可能です。 |
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14:30 湯本台広場(宝塚ゴール)到着 三宮から8時間30分で到着しました。途中からとはいえ、やはり普段以上に疲れました。 本番までに出来るだけ多く山行へ出掛けられれば良いのですが・・。 14:37 阪急宝塚駅 今津線の電車に乗っているとすぐに眠くなりました。このまま三宮まで行ってくれればといつも思います。 これだけまとまった距離を歩いたのは久しぶりでしたが、特に足に不調は感じられませんでした。 もう少し涼しくなったら、縦走のハイライトである須磨から摩耶山までを歩いておきたいと思います。 |
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今日の行程の断面図です![]() |