「打越峠越えから住吉谷周遊」 JR摂津本山駅〜住吉台 09年6月9日(火)
国土地理院地形図 : 25000分の1 「西宮」、「宝塚」 : 10000分の1 「芦屋」 参考資料 : 昭文社 山と高原地図 【六甲・摩耶】 「摩耶山さん歩」のてるみさんによる住吉谷から六甲最高峰のレポを拝見して、しばらく住吉谷へ行っていないことを思い出した。 今回の行程では、未踏だった住吉谷の右岸道上部と、付近の黒五山に立ち寄っていくことにした。 梅雨入りしたとみられる日だったが、雨に降られることもなく日差しがないおかげでけっこう涼しい山行となった。 住吉谷へはくるくるバスを利用して住吉台からアプローチするのが便利だけど、それでは盛り上がり?に欠けると思い、 まだ登りで歩いたことがなかった八幡谷を経由して向かうことにした。梅雨時で非常に霞んでいるので展望は期待できないため、 六甲最高峰までは登らないが、町から歩くことによって一定の運動量のある標高差を設定することが出来た。 6:15 JR摂津本山駅出発 初めて摂津本山駅で下車。駅からは北へ向かい、途中からは八幡谷から流れる川沿いを歩いていく。 始めは緩やかだが段々急坂になっていくというしんどいパターンだが、六甲登山における街歩きとしては短いほうだった。 |
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6:30 八幡谷登山口 (120m+) 八幡谷を登るのは今回が初めてで、打越峠までどのくらい登り応えがあるのかが楽しみだ。 とはいえ、ここまでで既に120mほど登っているので、あと300mの標高差となっているが。 もうここに来るまでで汗だくになっているが、一旦ザックを下ろしてウォーミングアップをする。 出発準備をしているところに単独男性の方が、先に八幡谷へ登っていかれた。 自分の遅いペースのため、この後追いつくことはなく、次に他のハイカーの方と出会うのは黒五谷を渡ってからとなる。 5分少々の滞在時間で登山口を出発する。 |
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深い渓谷を刻む八幡谷 登山口からすぐにがらっと風景が変わり、深山の雰囲気となる。 六甲の山歩きはこのギャップが特徴だが、ここは特にそう感じる。 随分暗く写っているが、露出をカメラ任せにせず補正することで実際の光量に近づけている。 スリルがあるが立ち止まって谷底を覗いてみたりしながら、緩やかに登る山腹道を歩いていく。 すぐに八幡滝のある行場に差し掛かるが、今日は水が無いのが分かっているので、 (事実、まったく水音がしなかった)滝に立ち寄らずに、そのまま八幡谷への登りに掛かる。 |
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静かな八幡谷のトラックを歩く 打越山山域へ通じるトラックとしては、比較的歩いている人が少なく、静かな山行が楽しめる。 やや藪っぽいところもあるが、それも八幡谷の魅力のうちと思う。 八幡谷は実際に谷沿いを歩くところは行場付近と、堰堤付近などほんの一部であり、 涼しげな雰囲気を求めてということならば、この後歩く住吉谷だけにしたほうがいいと思う。 堰堤の手前で分岐があって、案内板は上側へ向かうほうへ誘導している。 しかし以前下った時の記憶があったので、迷わず直進するほうを選ぶ。 実質的に堰堤のすぐ脇を通るか、もしくは高巻くかの選択になっているようだ。 |
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堰堤(登る必要はなく、縁をかする感じで通過)を過ぎると、短いがこの明るい森歩きとなる。 打越山周辺は植林も多いが、この辺りの雑木林の雰囲気はなかなか好きだ。 レポ作成の際に過去の自分のレポを確認することはしないが、お気に入りのところではおそらくいつも同じところで撮っていると思われる。 |
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森の中に立派なベンチが並んでいる 雑木林はすぐに植林となる。もうすぐ山の神というところで、立派な木のベンチが並んでいることに驚いた。 以前、新聞記事などで知った有志の方が丹精籠めて作成されたものと思う。 とてもしっかりした作りで、団体でも充分に休憩できるスポットとなっている。 作成された方のこの山域に注がれた深い愛着を感じられます。 |
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7:08 山の神 ベンチからすぐに山の神の祠に到着。何度か立ち寄っているうちに、自然に手を合わせるのが習慣になってきた。 そういえば、魚屋道沿いにも山の神があるけど、位置づけとしては関係があるのだろうか。 山の神の祠のすぐ後ろが分岐になっていて、打越峠へはここから本格的な登りとなる。 右手の金鳥山方面へはまだ歩いたことがないのでそのうちに。 打越山周辺は自分にとってとても好きな山域であるが、ルートが非常に多いのでどこを歩くのかということに迷うというか、 行程を組むのが楽しみなところでもある。山歩きを始める以前から元々旅行好きな関係で、地図や時刻表を見て行程を考えるのが好きなのである。 打越山からのルートはこれまで下りでしか歩いたことがなかったが、登りでも非常に歩きやすいと感じた。 打越山の急斜面を楽に登れるようにジグザグにトラックが敷かれている。気温がさほど高くないこともあって、思ったよりも気持ちよく登れた。 途中で関電巡視路の分岐がある。以前下ったことがあるから難なく気づいたが、案内板は出ていないので初めての方は要注意。 |
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峠道の名残を残すトラック 一定の高度を稼ぐと、緩やかな山腹道となって打越峠へと向かう。 道中にはお地蔵さんもあって、心落ち着くところもある。 最近思うけど、自分にとって山行とはスキーのオフトレでもあるし、当然山を楽しむことでもある。 そしてもう一つは精神的にリフレッシュ出来る重要な機会にもなっていると思う。 自然の中で、無心に汗を流すことは本当に気持ちが良いことだ。 |
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7:25 森林管理道(水平道)と出合う 山腹道になってまもなく森林管理道(水平道)と出合う。この森林管理道も好きなトラックであり、何度か周回しても飽きないと思う。 八幡谷のトラックは以前下っていて長いと感じたこともあったが、登りは思ったよりもかなりあっけなく感じた。 確かここから打越峠はもうさほど離れていないので、峠へも予想以上に早く着きそうだ。 出合で小休止をしてから登りを再開する。 |
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水平道から打越峠へも特に急なところはない。植林と雑木林が交互に現れつつ、いつしか峠が近づいてきた。 |
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7:40 打越峠 (430m+) 摂津本山駅から1時間半弱で打越峠へ到着。思ったよりも早かった。 今日の最初のテーマである打越峠越えはなかなか良い趣向だった。 ここから打越山山頂はさほど離れていないが、今日は峠越えを体感したくてこのまま黒五山方面へ下る。 打越峠から北へ向かうこのルートは今まで未踏であり、どんなところなのか楽しみだ。 峠で10分ほど小休止をしてからいよいよ未踏の区間へ入っていく。 打越峠から北も緩やかなトラックが続く。これまでと同じようによく踏まれて歩きやすい。 峠道は打越山と七兵衛山に挟まれた谷状の地形を下っていく。途中から沢が現れて、涼しげなトラックになる。 |
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今はコアジサイの花期だった 小さな沢沿いのトラックにはコアジサイがぽつぽつと咲いていた。 本当に小さい小さい花であるが、梅雨時期で湿っぽい時にささやかな清涼感を与えてくれる。 ここではまだささやかだが、この後これでもかというほどコアジサイを見ることの出来る道中となる。 |
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コアジサイ よく見られる大きなアジサイに比べると本当に慎ましい花であるが、この涼しげな淡い青はなかなか自分好みの色である。 この写真はこの日持っていたレンズの中で比較的撮影可能距離が短くて、かつ焦点距離の長い50mm単焦点で撮影した写真をトリミングしたものである。 特にマクロレンズ(持っていない)で覗いてみたいと思わせる花だった。 |
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8:10 黒五谷を渡る (360m+) 打越峠から緩やかに下り続けてまもなく水音が聞こえてくると黒五谷に降り立った。 細い流れだがそこそこ水が流れている。次の目的地は未踏の黒五山。 谷を渡ってからしばらく緩やかに登って、北側から取り付くようだ。 その前に谷の周辺で咲いていた白い花の撮影を試みた。しかし風で揺れて思うように撮れなかった。 何気に見ていた花もしっかり撮ろうと思うとなかなかたいへんだ。 |
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黒五山へ向けて 黒五谷周辺は緩やかな地形が広がっており、天気が良ければここでお弁当にしても悪くないかもしれない。 まもなく魚屋道から下ってくるトラックと合流。そういえば魚屋道を歩いていて、黒五谷へ下る分岐があったような。 このバリエーションルートも未踏だった。そのうちに上手く行程の中に組み込んで歩いてみよう。 |
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8:27 黒五山へ向かう 魚屋道からのトラックと合流してまもなく小さな峠に至る。ここで左手を見ると、少し奥に赤テープがある。 少し藪っぽくなっているが、ここから黒五山へ向かうようだ。 体に当たる枝などを掻き分けて奥へ進んでいく。トラックは五助山のミニチュアといえるような感じで、 藪っぽいが踏み跡はしっかりしている。痩せ尾根のようなところからは住吉谷を少しだけ垣間見ることも出来た。 |
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8:32 黒五山山頂 (417m) 峠から5分程度で黒五山山頂に到着。25000分の1の地形図では420m+だが、 10000分の1だと417m標高点が記載されていたのでそちらを記す。 両地形図では小さく閉じた等高線で記されているので、狭くはなくともこんもり盛り上がった山頂を思い描いていたが、 本当に広い広い山頂だった。完全に平らになっていて、かつて砦でもあったのだろうかと思わせる雰囲気がある。 これ以上高いところが無いのと、奥まったところでは呆れるほど多くの登頂記念プレートが鈴なりになっていたので、 ここが山頂ということで間違いないだろう。とりあえず山頂に到達したのを確認してから、小さな峠までピストンする。 峠からはやや斜度を増した下りとなった。そろそろ住吉道に合流する頃だ。 |
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8:45 住吉道へ出る 黒五山から15分も掛からずに住吉道に出た。これでまず一つめの未踏区間を踏破完了。 地味だけどなかなか良いトラックだったと思う。今日とは逆に住吉道を下ってきて、余裕があれば下山路にも利用したいと思う。 |
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住吉道(左岸道) 住吉道は何度も歩いているが、この古道の雰囲気を残す石畳はなかなか良い。但し僅かしか残っていないが。 今日は住吉谷を反時計回りに周回する。初めて右岸道を全線踏破するために、まずは本庄橋方面へ向かう。 考えてみれば、この住吉道(左岸道)も下りでしか歩いたことがなく、登りで歩くのは今日が初めてだった。 ということで意外にもけっこう新鮮な気持ちの道中となった。 |
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涼感たっぷりの住吉谷 小刻みなアップダウンを経て、しばらく北上すると谷沿いに出てくる。 住吉谷左岸道は非常に歩きやすい快適なトラックではあるが、それは裏を返すと沢沿いを歩ける区間は短いということ。 その中でもここは貴重な沢沿いの区間だ。沢の向こうには右岸道が見えているが、後ほど下りの楽しみにおいておこう。 登りは初めてとはいえ、下りでは何度か歩いているので、撮影回数は少なめにしてウォーキングに集中した。 そんな道中だったが不意に見事なコアジサイの群生に出会い、しばらく撮影を楽しんでいくことにする。 |
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暗い谷間に咲き誇るコアジサイの群生 普段は薄暗いだけのなんの変哲もないと思われる登りの途中で出会った光景だった。 まさに自然の庭園を形成していて、今日ここに歩いてきて良かったと幸せな気持ちになれる。 コアジサイを見れると考えると梅雨も悪くないなあと思う。 |
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住吉谷左岸道上部は高度感たっぷり 基本的に谷道なので視界が開けることはあまりないがこの周辺は例外。 六甲でも長い谷に入る住吉谷の底深さを体感できる。出来るものなら谷底を遡行してみたいが、足下には巨大な堰堤が見えた。 今では人を寄せ付けないが、かつては他の谷同様歩かれていたのだろうか。 |
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9:35 魚屋道へ出る まもなく支谷沿いを歩くようになったなと思ったら、魚屋道に合流した。 六甲の数あるルートの中でも大人気の魚屋道だが、平日でこの時間ならば歩いている人はまばらである。 六甲最高峰を目指すなら煩わしいと思われるかもしれないが、ここからはしばらく下りが続く。 |
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住吉谷渡渉 今日の行程中、最上流での渡渉となる。ゴールデンルートともいえる魚屋道の渡渉ポイントであるためか、 飛び石はたいへんしっかりしている。下流側にはもう一筋飛び石があるが以前からあったかどうか記憶が曖昧だ。 六甲最高峰を目指すならばここから七曲りの登りとなるが、今日はこれから右岸道を歩くので、もうまとまった登りはない。 |
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9:46 住吉谷右岸道へ 渡渉からまもなく右岸道への分岐に到着。どこから右岸道へ入るのかはっきり覚えていなかったが、 本庄橋までいかなくとも右岸道へ入ることが出来るようだ。七曲りへ向かう魚屋道とは対照的に右岸道は多少藪っぽくなっている。 なお道標には森林管理歩道となっている。こちらのほうが正式名称なのかもしれないが、今日の流れ上?右岸道で統一したいと思う。 |
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右岸道でもコアジサイが見ごろ ややマイナー気味で歩き始めはミヤコザサがよく目立つ右岸道だったが、 トラック上に覆い被さる勢いのコアジサイが咲いていたりして、なかなか楽しい滑り出しとなった。 森林管理道という名前の通り、等高線に沿うように森の中を貫いて進んでいく。 延々と土嚢によって整備されていて、マイナールートながらけっこう歩きやすい。 |
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住吉谷を高く見下ろすところも 基本的に森の中を歩くことが多いが、ところどころでは視界が開けて明るい山腹道となっていた。 やや藪っぽくはなっているが、踏み跡はしっかりしている。但しすぐ左手は急斜面になっているので通過には注意が必要だ。 ここでは白っぽい花がいっぱい咲いているが、花の名前が分からない。野鳥図鑑は持っているけど山野草図鑑も欲しくなってきた。 |
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左岸道以上に高度感たっぷりの右岸道 森の区間を挟みながら、何度か谷を見下ろしながらの楽しい区間が続く。 ここからは遠くに打越山方面まで見通すことが出来た。なおここに敷き詰められている石は動くものもあってちょっと驚かされた。 ずっとこの調子ならば本当に楽しいルートなのだが、この後は延々と森の中の山腹道となる。 薄暗い植林が多くてやや単調な感は否めない。 途中ではパイプで通された水場があった。顔を洗ってリフレッシュ出来た。 冷たい水が本当に気持ち良い季節になったのだなあと実感した。 これからの時期はいかにしてより涼しいルートを選ぶのかが最重要ポイントとなる。 真夏は回数は減らすが、それまでは出来る限り歩きたい。 |
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10:32 西おたふく山登山道と出合う いつの間にか下ることに集中していた。かなり下ってきたなと思った頃、見覚えのある分岐に差し掛かった。 西おたふく山から下りてきたルートと合流する出合だ。ここで未踏だった右岸道は全て踏破完了となる。 単調なところも長いが、楽しいところもあった。また違う季節に歩いてみたい。 この出合からしばらく下ると先程対岸の左岸道から見た右岸へ到達出来る。 出合から少し下で単独男性とすれ違う。 |
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10:42 何故か閉鎖されている右岸道へと突入する まもなく住吉谷の右岸に下りてくる。すると以前の記憶とは違う光景があった。 ここから下流方向へ続いているはずの右岸道が閉鎖されていたのである。
この状況を見て暫し考えて結論を出した。基本的にあまのじゃくの自分としては、 言われるがまますんなりと左岸道を利用するわけにはいかない。 何が危険なのかが分からないままだと気になってしょうがないので右岸道を進むことにした。 |
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以前と何ら変わっているところがないように見える右岸道 神戸市によってちょっとびびらされたが、以前と何も変わっていない状態が続いた。 しかし、ただ1箇所だけ気になるところがあった。沢の岸辺の土が流失していて、その上を通るトラックが崩壊する可能性があると思われるところだ。 自分と同じ見方をされる方による、この閉鎖に対する書き込みを、下流側の右岸道入口の案内板裏面でこの後見たことで確信を持った。 その方のご指摘通り、閉鎖はせずに危険な状態になっているところを迂回するか、補修するかすべきであり、 ルート自体を廃道にしようとする神戸市の姿勢には納得出来ない。 左岸道があるからそちらを通ればよいという問題ではない。一刻も早く補修の手が入り、現状を修復されることを願うばかりだ。 都合によって選べるといえば、自分が是とする二大政党制の最大の利点である。 あと3ヶ月以内にある衆院選挙によって、今回は民主党に政権交代させるのが日本の将来のため。 どの党が与党になっても難しい時代とは思うが、とにかく自公は下野することによってこれまでの失政の清算をさせなければ未来は開けないし、 民主党には政権を担当する経験を積んでもらいたい。双方が政権に向けて切磋琢磨することが望ましい将来像なのだが。 政権交代の機運は揚がってきているとは思うけど、あとは投票率も上がるといいのだが。 |
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99%は以前と変わらない状態の右岸道 以前と同じく沢と親しみながらの楽しい右岸道があった。神戸市によって廃道にされようとしているのが悲しくなってくる。 自分としては住吉谷を通る際には、危険箇所には気をつけつつ極力この右岸道を利用したい。 この大岩を通過直後、西滝ヶ谷・水晶谷への分岐に差し掛かる。 自分もまだ立ち入っていない谷だが、右岸道が無くなるとこの谷へのアプローチも難しくなってしまう。 |
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11:04 住吉谷を左岸へ渡渉 頼りなげな飛び石も以前と変わらない姿を保っている。ここに至るまでの踏み跡もしっかりあるので、 自分だけではなく多くのハイカーが変わらず右岸道を利用されていると思われる。 ともあれ、ここが今日の行程中最後の渡渉である。 |
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11:11 住吉道へ出る 最後の渡渉箇所からまもなく住吉道へ合流。上流側にあったのと同じ案内板によって封鎖されている。 残念ながら、現状としては閉鎖されていると言わざるを得ず、危険箇所で崩落に巻き込まれたとしても、 神戸市としては警告した筈ですよ、ということになるのだろう。 ※ 今回、自分は無事に踏破しましたが、一部は危険であることは間違いないようです。 この区間を歩かれる方は自己責任で、注意して歩いてください。 繰り返すが、廃道にするにはあまりに惜しい区間だ。ここの案内板裏面の書き込みから少なくとも08年12月以前から 閉鎖が続いていると思われるが、方針を変更して補修されることを切にお願いしたい。 またいずれ歩くことになると思うが、その時には補修されるといいなと思いつつ、住吉道を五助ダムへ向けて歩いていく。 |
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11:23 五助ダムの池 ここの池の水も相変わらずきれいだ。一日の山行の締め括りに相応しい、気持ち良いスポットだ。 五助ダム周辺の自然は、ダムによって形成されたとはいえ、本当に貴重な湿原地を保っていると思う。 鳥撮りにも好適だと思うけど、今日は天気がイマイチだから望遠レンズは持ってきていない。 長居は後日にとっておくことにして、今日は小休止のみで下山することにしよう。 11:57 くるくるバスエクセル東バス停到着 そのまま12:01発のバスに乗り込んで住吉駅へ。段々とくるくるバスを使い慣れてきたというか、 便利さに慣れてしまって、もう住吉台からは歩いて降りる気がしなくなってしまった。 住吉谷下部がせめてもう少し面白いルートであれば。。 梅雨入りのため普段以上に休日の天気と相談しながらの山行となりますが、 出来れば梅雨明けまでは週1回のペースを維持したいものです。 |
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今日の行程の断面図です![]() |