「遥かなる宝塚」(六甲縦走・中盤) 市ヶ原〜六甲最高峰
JR三ノ宮駅〜市ヶ原〜六甲最高峰〜風吹岩〜JR摂津本山駅 06年12月27日(水)

 六甲縦走体験の第2弾。先週は須磨から再度山大龍寺までの序盤を歩いたが、今日はその続きで摩耶山から六甲最高峰までを歩くことにした。
先週と歩行距離はほぼ同じだが、中盤は序盤ほどのアップダウンは無く、体力的にはいくぶん楽と感じる山歩きとなった。


6:30 JR三ノ宮駅出発

 日の出の時刻は7時。まだ暗いが街歩きなので支障は無い。新幹線新神戸駅をくぐると途端に散歩中の方とよくすれ違うようになる。
いつも感じるのだが、新神戸駅をくぐった途端に街の汚れた空気から、山の清浄な空気に入れ替わる。本当に実感できるくらいの変化だ。
砂子橋でストレッチをした後、いつもどおり布引の滝を通らない舗装階段を登っていく。

7:04 見晴らし台(160m+)

 新神戸駅からの登りはここで一段落。大勢の地元の方による浪曲?が流れる中、
しばし小休止をする。ここへ至るまでの登りを毎朝歩けば、健脚を維持できると思う。
今日はなかなか空気が澄んでいるようだ。

 見晴らし台を過ぎると急坂はしばらくの間だけ一段落。
次は布引ダムへの急坂が待っている。


7:17 布引貯水池(210m+)

 ここまで登るとようやく断続的な登りが終わる。延々と舗装路を歩くので、出来れば
下山時の疲れた足で下りたくないところだ。もちろん登りも舗装路は余計に疲れるが。

 ようやく登ってきた日の出がダムを照らし、なかなか情景的であった。

7:35 市ヶ原通過(250m+)

 ここからやっと全山縦走路に合流する。公衆トイレ、ベンチ、茶屋があるので一息入れる
には良いところだ。しかし、今は早朝なので茶屋は閉まっているが。
ここまで来ると本日最大の難関である摩耶山への登路である天狗道までもうすぐだ。


整備完璧!市ヶ原周辺の六甲全山縦走路

 市ヶ原から摩耶山への分岐に辿り着くまでにも登りがある。以前はもっと荒れた階段道
だったと思うが、丸太階段にウッドチップが敷き詰められて非常に快適な区間。
今日はまだ疲れていないが、須磨から歩いてきたという気持ちで歩いていきたい。
疲れてはいても、縦走大会で通り掛った時ほっとする区間だと思う。

 そんな時にウッドチップのじゅうたんの上に月○冠の空き缶が無造作に放置されている
のが目に入る。朝からいきなり大物のゴミだが捨て置くわけにはいかない。行きがかり上、
今日はこの勢いで摩耶山までの天狗道(全山縦走路)からゴミを一掃してやるか!


7:48 稲妻坂・天狗道(全山縦走路)分岐 (300m+)

 分岐で小休止をしてから登り始める。先週の大龍寺辺りの疲れを思い出すと、
これから掬星台に至るまでの道のりは相当辛いものになるだろう。それを考えながら
登っていくことにする。
 摩耶山へ通じるトラックの中で最もポピュラーな稲妻坂・天狗道というルートではあるが、
通しで歩いたのはまだ1回だけ。個人的にはなかなか新鮮な気持ちで歩くことが出来た。

 分岐からしばらくは延々と丸太階段が続く。途中で学校林道と合流するまでが稲妻坂と
名付けられているようだが、名前とは裏腹に出だしは落ち着いた雰囲気がする。


ミニピークを通過 (390m+)

 木立の向こうには学校林道との分岐のあるピーク(555mピーク)が見える。
見た目には思った以上に距離が長い。

 天狗道分岐からなかなかの急坂が続いたが、幸いにもここからは一段落して
緩やかなトラックになる。


8:09 布引ハーブ園への分岐を通過 (410m+)

 ベンチまで置かれていて至れり尽くせりの分岐。布引ハーブ園は無料ゾーンしか
入ったことがないが、いずれは柄にもなくハーブを堪能する時もあるかもしれない。
 この付近の425mピークには三角点があるようだが、探索はまたの機会に置いておく。

 少し進むともう一つ、ハーブ園への分岐がある。ハーブ園へ着くまでに合流するのだろうか。

 2箇所の分岐を過ぎると短い下りになる。鞍部辺りで南北に下りていく踏み跡を見つけた。
まだ未踏の芋谷と地蔵谷へ通じていると思われる。


稲妻坂

 鞍部を過ぎるといよいよ稲妻坂のハイライトの荒れた急坂の区間。と言いたかったが、
丸太階段で歩きやすく整備されている。以前はもっと荒れた感じで、丸太階段も無かったと
記憶している。しかし多少は歩きやすくなったが、けっこう長い登りであることは変わりない。
この辺りは縦走中には間違いなく難所になるだろう。

 途中で工事用の索道が頭上を横切る。学校林道のある尾根の山腹が崩れており、
補修工事のためのものである。トゥエンティ・クロス西の分水嶺越林道の末端から
発している長大なものだ。高いところが好きなので乗ってみたい気がする。
 この学校林道の尾根の山腹が崩れているのは麓から、列車の車窓からもよく見えていて、
なかなかに痛々しい光景である。最近、初めて気付いたときよりも崩れが大きくなっている
気がするのは気のせいだろうか。


8:36 学校林道分岐(555mピーク)

 長い稲妻坂の登りを経てようやく学校林道分岐へ到着。稲妻坂は本当に長く感じる。
鞍部から170m近く登ってきたのを地図で確認すると、この疲れも納得できる。
縦走時はじっくりゆっくりと登ることにしよう。
 この学校林道分岐が市ヶ原と摩耶山のほぼ中間であり、まだまだ気を抜いては
いけないが、とりあえず稲妻坂で乱れた息を整えるために小休止していこう。

 ここからはトラックは天狗道と名を変えて摩耶山へと至る。
天狗道は何度となく歩いており、自分にとっては馴染み深いトラックだ。


 学校林道分岐からしばらくは束の間のほっとする平坦な区間が続くが、ここからは
また高度を下げていく。前方には反射板のあるピークがよく見えるが、あそこが終点
ではない。摩耶山への登りはむしろここからが本番という気持ちで望んだほうがいい
のだろう。アップダウンは稲妻坂よりも、天狗道のほうが断然激しい。


 鞍部へ下ると岩が目立つようになってくる。ここからが短いが天狗道のハイライト。
疲れていないと楽しい岩登りの区間だが、全山縦走で疲れているときはどうだろうか。
岩場では歩幅を変えられないので、段差が大きいところとかは辛いのかもしれない。


 いつものルートで岩場を登っていくが、よく見ると巻き道があるようだ。
今日は三ノ宮駅から歩き出したので、調子よく登っていったが、疲れている時には
巻き道を辿ったほうがいいと思った。


9:00 学校林道分岐のピーク(555mピーク)を振り返る

 岩場を登ったところで小休止。西にはほぼ同じ高さで先ほどまでいた555mピークが
間近によく見える。なかなかの好展望だが、やや雲が多くて遠望はさほど利かなかった。
西から大きな雲がやってきているのが気にかかる。予報では「晴れ」としか言っていなかったが・・。


 岩場はすぐに終わり、しばらく登ると反射板のすぐ横を通過。
ここからはまた下り。摩耶山への登りはアップダウンの連続だ。
累積標高は摩耶山の標高だけでは足りない。とにかくゆっくりと通過することを心がける。

 一旦鞍部へ下るとまた登りが始まる。この辺りでトラックは砂交じりになって、松の木が
目立つようになってくる。南側の見晴らしが抜群な展望ポイントがあるのもこの周辺だ。


9:13〜9:27 とっておきの展望地にて休憩(600m+)

 トラックから外れて、松の木と岩を抜けたところは絶壁になっていて、数人座ればいっぱい
になる小さな小さな展望地がある。個人的に掬星台よりもお気に入りスポットとなっている。

 今日のもう一つの目的が大自然の中でオカリナを吹くこと。
相互リンクを結んでいる「山であそぼっ」のやまあそさんに薦められて最近始めたのだが、
一気にオカリナ好きになってしまった。ある程度練習した上で、オカリナを山中で初めて
演奏した場所になった。

 少ないレパートリーの中で、自分の好きな曲 ♪アメイジング・グレイス を3度ほど演奏
してみた。不思議と大自然と一体になれる気がする。しかし、良い曲だが一人っきりで演奏
してたらしんみりとした気分になる。今度はもう少し楽しい曲もレパートリーに入れていこう。


 ♪アメイジング・グレイスでしんみりしたところで、摩耶山へ向けて再び歩き始める。
ここから摩耶山の掬星台までもうそれほど時間は掛からないはずだ。


9:35 アドヴェンチャー・ルート分岐 (590m+)

 展望地からもう一度少しだけ下ったら、ほどなくアドヴェンチャー・ルート分岐に到着。
ここまで来ると摩耶山まで本当にあと少しだ。整備された階段道が山上まで続く。


9:47 摩耶山到着 (690m+)

 市ヶ原付近の天狗道分岐から約2時間(休憩時間含む)かけて
ようやく摩耶山に到着。縦走時には最大の難所になることは必定の区間だ。
一度、日の長い時期に須磨から摩耶山まで絶対に歩いてみたいと思う。

 ちなみに摩耶山山頂は少しトラックから南に外れたところにあるが、縦走中に
立ち寄る余裕はないだろうから、今回もまたの機会においておく。


9:52〜10:05 摩耶山・掬星台 (680m+)

 摩耶山への登りという最大の難所を経た後は、やはり掬星台で休憩しておこう。
雲さえなければもっと遠望は利いたであろう。それでも下界ははっきりと見える。
広場では何やら工事をしていて騒々しかった。

 掬星台からの景観を楽しんだ後で、縦走マップを見てここからの全山縦走路を再確認
しておく。なだらかな六甲山上ではこれまでのような激しいアップダウンは無い。しかし、
摩耶山から三国岩までは数度にわたって、そこそこの登りがある。
先を急いで早足にならないほうがいいだろうと思う。

 掬星台からオテル・ド・摩耶までは車道と整備された散歩道。
天上寺に立ち寄ってもよいのだが、今日は曇りがちだし先を急ぐことにする。


アゴニー坂を下る

 短いながらもトラック名が付けられているアゴニー坂を下っていく。
考えればここを登ったことはないが、それほど長くはないので、難所のうちには
入らないのではないだろうか。


10:25 車道に出る (640m+)

 アゴニー坂は車道に出て終わる。ここからしばらくは車道に付けられた歩道を歩く。
退屈ではあるが高低差は少ないので、ほっと一息付ける区間だ。
ちなみに未だに自分で車を運転して六甲へ上がってきたことがないので、歩きの時以上に
登山口に辿り着くのは難しいだろう。


10:38 再び山道へ (610m+)

 少年自然の家を過ぎた辺りで全山縦走路は再び山中へ入っていく。
ここから三国岩に辿り着くまでは断続的に登りが続く。縦走ではここも難所になると思う。
延々と階段が整備されているが、それだけ単調で変化に乏しくだらだらした登りに感じる。


10:47 サウス・ロード分岐 (670m+)

 随分長く感じるが、車道から登り始めて10分程度でしかなかった。
右にまだ未踏のサウス・ロードを見送って、全山縦走路を直進。
ここからもまだまだ登りが続く。景観もほぼ無いので退屈。

 途中に車道が見える。六甲最高峰付近のように車道を辿ったほうが楽なのでは
思ったが、六甲山牧場まで遠回りしなければいけないというのを後で地図を見て気付く。
退屈な区間だがやはりここを通らなければいけない。


10:56 また車道に出る (730m+)

 サウス・ロードから10分くらいの登りを経て再び車道に出てくる。
20分くらい登ってきたので、あずまやで小休止をする。
 少年自然の家から三国岩までの標高差は約200mある。
摩耶山までのアップダウンの影に隠れがちだが、この区間のことも頭に入れておこう。

 車道を横切って向かい側の階段道を登ると、すぐに三国池との分岐がある。
今日は天気も良くないので立ち寄らずに縦走を続行する。


11:07 三国岩分岐 (790m+)

 しばらく別荘地の中を歩くが、すぐに丸太階段のトラックが分岐する。
そして緩やかに登っていくと三国岩分岐に辿り着く。

 すぐ西に三国岩が見えているので立ち寄っていこう。



三国岩

 巨岩を3つ重ねたように見える三国岩。左手から回り込んで岩の上に立つことができる。
ここに来るのは2回目だが、前回同様今回も曇天。どうも三国岩とは相性が悪いようだ。


高いところ好きなのでもちろん三国岩の上に立ってみた

 摂津、播磨、丹波(もしくは淡路?)を見渡せるから三国岩と名付けられたのであろうか。
しかし現状は雑木に囲まれてあまり展望は良くない。立っていればある程度見渡せるが、
座れば視界を遮られる。

 手前の斜めになっているところは滑りやすい。ここは要注意だ。縁で落ちたら怪我は
免れないだろう。

 地図によると三国岩の北東に802.5m三角点があるようだ。
それを暗示するかのように三国岩から北へ笹が茂る踏み跡がある。それを辿ってみると
すぐ未舗装の車道に出た。それを挟んで北側には笹に覆われた広大な丘があった。
踏み跡すら発見できず、今回は三角点に到達するのは断念した。またの機会にしとこう。

 砂利道を下るとすぐに全山縦走路に戻ることが出来たが、入り口には車が入れないように
鎖が張ってあった。

 少し寄り道をしたが、縦走を続ける。

 しばらく進むとダイアモンド・ポイントへの分岐に辿り着く。天気さえ良ければ立ち寄ってみた
かったが、今日はやり過ごす。ここから先は未踏の区間だが、しばらくは少々退屈な別荘地の
車道歩きが続く。舗装路ではあったが、落葉の上を選んで歩いていった。


11:23 丁字ヶ辻 (760m+)

 見慣れないところに出てきた。未踏区間の上に、六甲山上へ車を運転して来たことが
ないので全く初めて見る交差点だ。これまでは交通量の少ない別荘地だったが、ここから
記念碑台まではけっこう交通量が多くて、しかも歩道すらない危険な区間だ。
全山縦走路なのになぜ歩道がないのか不可思議としかいいようがないが、
基本的に日本の車道は車のことしか考えずに造られている。車に突っ込まれないと
いう保障は無いが、車道脇を歩くしかないというのが現状だ。


11:36 記念碑台 (790m+)

 時間にすれば十数分だが、長く感じる退屈な区間はまもなく終わる。
丁字ヶ辻から記念碑台までは緩やかながら登りになっている。

 この後交差点を過ぎて、右手の進入禁止の狭い車道へ入る。
季節の風物詩のニュースで必ず出てくる六甲山小学校前を通る。


11:43 分岐で右へ

 この分岐を過ぎるとゴルフ場のエリアを横切る。丁字ヶ辻から一定して緩やかな登りが
続く区間が続くが、全山縦走という目的が無ければ少々退屈な区間だという気がする。

 ゴルフ場を過ぎて車道に出ると、それを横断してみよし観音へ。


11:57 みよし観音前を通過 (820m+)

 みよし観音については別項で詳述しているのでここでは触れない。

 みよし観音から六甲ガーデンテラスは短いながらも階段道が続く。
途中で今秋に歩いた石切道への分岐をやり過ごす。


12:04〜12:26 六甲ガーデンテラス (880m+)

 ちょうどお昼時だし、やはりここで休憩していくことにする。
風が強くて寒いが、テラス席の少し奥まった石の席が風を遮るのにちょうどよい。
NZのように荒天の時に気兼ねなく休める山小屋が一軒でもあるといいのだが・・。

 景観のほうはというと、掬星台の時以上に雲が目立ってきて冴えなかった。
六甲ガーデンテラスで条件の揃った景観を見られるのはいつの日になるのだろうか。
考えてみれば自分は六甲ガーデンテラスとも相性が悪いみたいだ。


 昼食を摂って元気になったところで縦走再開する。
六甲ガーデンテラスの東端から再び山道に入る。五助山への分岐をやり過ごし、
緩やかに登っていくと、前方に六甲最高峰が今日初めて目に入る。

 ここから極楽茶屋跡まで下りが続いた後は、六甲最高峰まで短いアップダウンと、
車道との交差を繰り返す。縦走路の中でもあまり好きではない区間となる。


繰り返される車道によるトラックの分断

 山歩きの風情が損なわれるのが残念。車道横断を除けばなかなか雰囲気は良い。
アップダウンがあるのでたいへんだが、個人的に車道歩きは極力避けたほうが良いと思う。
この辺りで段々雲が厚くなってきて、いつ降りだしてもおかしくない空模様になってくる。


 六甲最高峰手前には裏六甲の展望が開けるところがある。天気さえ良ければかなり
遠望が利いたであろうが残念だ。

 この写真を撮っている最中にポツポツと・・。もしかして降ってきたのか〜。



 展望ポイントを過ぎると六甲最高峰へ向けての最後の登りとなる。
石畳の階段は段差が低くてありがたい。縦走時にはアップダウンが多くてやはり
大変かな。車道を辿るのが体力的には楽だと思う。

 先ほどから小雨が降りだしたが、次第に雨脚が強くなってきた気がする。
幸いにも最高峰付近の縦走路沿いにあずまやがあって、ずぶ濡れになる前に
雨宿りすることが出来た。

13:13 六甲最高峰付近のあずまや着 (910m+)

 同じく雨中行軍支度中の先着の男性が1人居られた。その方と入れ替わりに今度は
2人組男性ハイカーがかなり濡れた状態で駆け込んでくる。3人とも芦屋から有馬へ向けて
歩かれていたそうだ。さすが大人気のルートだ。そういえば最近、ロック・ガーデンの中央稜
を歩いていない。
 話をしつつ軽食を摂って、自分も久々にレインウェアを着込む。到着時よりも降りが
強くなってきた。止みそうにないと思い、20分少々過ごしたあずまやを後にする。
六甲最高峰の三角点(931.3m)を踏んでいないが、今日は割愛してもいいだろう。


13:35 六甲最高峰付近のあずまや出発

 雨に霞む東お多福山やごろごろ岳を見下ろす。出発した途端、心なしか降りは弱くなった。
それにしても天気予報では「晴れ」としか言っていなかったのに、全くあてにならないものだ。
暖冬とか当たってほしくない情報はよく当たるくせに。

とにかくまさかレインウェアを着ることになるとは思ってもいなかった。

 一軒茶屋横を通り過ぎて、七曲を下っていく。
今日は縦走路を石の宝殿まで歩いた後、蛇谷北山山頂でオカリナを楽しもうと思っていたの
だが、それどころではなくなってしまった。
 今日の縦走体験は六甲最高峰まで到達して終了。あとは東六甲縦走路を残すのみとなった
が、既に2度歩いているので未経験とはいえないかもしれない。それでも須磨から2週続けて
歩いてきたのだから、縦走路の感覚が残っているうちに宝塚まで歩いておくべきかもしれない。

 ということで、07年初めての山歩きは六甲縦走の終盤を歩くことにしよう。問題はどこから
歩き始めるかということだが、これから考えることにしよう。寒波の気配すらないし、次回も
ほぼ確実に山歩きとなるだろう。


魚屋道・七曲を下山中

 この辺りの石畳と石積みが古道の雰囲気をよく伝えているので好きである。

 七曲を下山中に10人程度とすれ違う。縦走路よりも魚屋道のほうがよく歩かれ
ているのではと感じる。確かにこちらのほうが歩いていて面白い。六甲山上の縦走路は
とにかく単調な区間が長かった。舗装路の区間も長い。車道歩き、横断もある。

 下山中に雨が止んでどんどん明るくなってきた。山の天気は本当に変わりやすい。
七曲を下りきったところでレインウェアを脱ぐ。結局ほとんど濡れなかったような気がする。

 このまま好天になる、というようでもないような雲行きなので、今日は寄り道せずに
魚屋道を南下することにする。いつも思うが雨ヶ峠への登りはなぜ辛く感じるのだろうか。


14:26 雨ヶ峠通過 (600m+)

 また小雨が降ってきたので、休憩せずに雨ヶ峠から下り続ける。
 この時間になっても時々他のハイカーとすれ違う。しかしこの前の野歩記さんの
レポにあったような美しい女性には出会えなかったことが残念至極、痛恨の極みだ。

 ゴルフ場を過ぎると再び登り。下山中に登るのはやはり疲れる。




15:00 風吹岩到着 (420m+)

 荒地山への分岐を過ぎた辺りから天気は回復の兆しを見せだした。日が照って気持ち
良いし、日没までまだ余裕があるので風吹岩でしばらく過ごすことにしよう。
 いつ来てもなかなかの好展望だと思うが、上空を遮る送電線のおかげで絶景とまでは
言えなくなっているのが惜しい。いつの日か送電線が取り払われたなら、その時は間違い
なく六甲を代表する景観の一つになるだろう。


06年春先に歩いたBケン尾根、ピラー・ロック周辺を見下ろす

 西日に照らされるとまた違った雰囲気と感じる。


荒地山遠望

 05年秋の山歩きシーズンで最後に歩いたのが荒地山で、その日は12月9日だった。
一方06年秋の山歩きは、今日が12月27日なのにまだ最終回ではないらしい。
山歩きもしたいがそろそろスキーに行きたいな。


打越山遠望

 打越山南山麓の水平道を歩いたのが今年春先だったから、1年経つのは早いものだ。
春先にこの岩の上で三脚を倒して、愛機のLUMIXのボディを凹ましてしまったから、
とにかく三脚の設置にはいつも以上に気を遣った。完全に積雪が安定して、春まで雪が
解けないと確信を持てた時点で一度修理に出したいのだが、暖冬の今季は判断が難しい。

 それにしてもまた西から大きい雲が近づいてきた。そろそろ出発しよう。


15:18 風吹岩出発

 やはり今日もお気に入りの保久良神社経由で下山することにする。
魚屋道を南下。金鳥山、保久良神社の道標を見て右へ。後は道なりだ。


15:42 保久良神社上の展望地にて (270m+)

 心配した雨もなく、保久良神社まであと少しというところまで来た。
ここの展望地もお気に入りで、ベンチに座ってしばしオカリナを楽しむことにする。

 アメイジング・グレイスはしんみりするので、今度はNZの国歌でも覚えようかな。

15:54 保久良神社 (180m+)

 展望地から急な階段道を下りきると保久良神社に到着。ここで山道は終わりとなる。

 なんとまだ紅葉が残っているではないか!?きれいだが雪を待つ身にとって思いは複雑だ。

 アップダウンの少ない縦走・中盤のおかげで疲れは先週ほどではない。
今日も最寄の阪急岡本駅ではなく、JR摂津本山駅まで歩くことにする。


16:13 JR摂津本山駅到着

 心地良い疲れに包まれて家路に着く。





 今年2006年の山歩きレポは今回で終了となります。今年1年もご覧いただきましてありがとうございました。
来年2007年も積雪期と猛暑の頃を除いては山歩きしますので、どうぞよろしくお願いします。m(__)m

今回の行程の断面図です



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