「東山尾根・行者尾根」 JR灘駅〜JR三ノ宮駅 10年4月26日(月)


国土地理院地形図
 : 25000分の1 「神戸首部」

参考文献

 : 昭文社 山と高原地図 【六甲・摩耶】
 : 神戸市 「六甲全山縦走マップ」


 今回の山歩きはおなじみの摩耶山です。但し自分にとって未踏のルートです。
「摩耶山さん歩」のてるみさんのレポを大いに参考にさせていただいております。
今回、2つの未踏ルートを歩いていますが、いずれも入口が分かりにくいだけで、
非常に快適かつ新鮮な山歩きとなりました。




 6:00 JR灘駅出発

 まず一つめの未踏区間である東山尾根の登山口を目指す。
東山尾根については伏線がある。昨年登った、一つ東の神仙寺尾根を東山尾根と
取り違えていた自分にとって、ようやくという感がある。

 登山口となる中尾町へは灘駅から北西の方角。但し、神仙寺尾根よりは少し西。
神仙寺尾根への道標代わりとなる労災病院をやり過ごす。





 6:26

 写真奥のGS。そして「泉隆寺」を示す案内板が目印。登山口を示すものは皆無。
登山口までは道幅が狭く、見通しの悪い道が続く。車をやり過ごす際はご注意。
そして一般の住宅街でもあるので、早朝などは特に静かに通過したい。








 行程概要 (山中のルートは不正確です)

 6:38 東山尾根登山口 (100m+)

 上述のGS付近から山側に入って、道なりに登れば難なく登山口に辿り着いた。
現地には登山コースを示す案内板等は何も無く、てるみさんの情報が無ければここが登山口と認識するのは難しかった。

 住宅街の向こうに迫る新緑に、否応無く雰囲気が盛り上がる。好天の山歩きは本当に久しぶりだ。
やはり山歩きには天気が重要。前回のしっとりした山歩きの写真は友人Kappaさんには好評だったが、
足元はドロドロになるし、機材もちょっと心配ということで、実際にはなかなかたいへんな山歩きだった。

 石段はすぐに途切れ、奥のコンクリート擁壁の左側を奥へ進んでいく。
すぐに「東山国有林」の案内板が目に入るが、何の情報もなしにここまで来るのは難しい。
案内板のすぐ後ろで踏み跡は二手に分かれる。たぶん右上の斜面に登るほうが尾根を目指しそうな気がしたが、一応奥へと進んでみる。
実は分岐辺りから見えているのだが、すぐに踏み跡は堰堤に阻まれる。そしてその手前で右岸へ渡る橋とその奥に踏み跡も続いている。
どうやら東山尾根の一つ西の尾根へと続くと思われる。

 分岐に戻って斜面へ登る踏み跡を進んでいく。








 あまり歩かれてはいないようだが、一目でトラックと分かる明瞭な状態が続く。
尾根に達するまではジグザグなトラックとなっているようだ。

 そして新緑もきれいだが、今日の行程はツツジに彩られた、花のある光景が続くこととなる。








 6:59 東山尾根最初の鉄塔

 まもなくトラックは送電線鉄塔の真下を通過する。これより以降、常に頭上に送電線を意識しながらの尾根歩きとなる。
これが東山尾根の特徴であり、なかなかあるようでない尾根だと思う。
山歩きの景観的にはもう一つだが、現在位置を特定する目印としてこれ以上分かりやすいものはない。
この鉄塔で送電線は屈曲しているから、253mピークへと続く東山尾根に乗ったこと。現在の標高は210mくらい、と確認できた。

 この鉄塔付近まで緩くもなくきつくもない斜度が続いたが、これから先は歩きやすそうな緩やかな尾根になるようだ。

 ところで前回の小雨交じりの大師道を歩いて以来、不覚にもカゼをひいてしまっていた。
タイミング悪く休みも少なく、友人の結婚式等で忙しかったので、なかなかスムーズに治らなかった。
この日はほぼ全快に近い状態だったが、新緑の空気を存分に吸って治すつもりで登ろうと思う。








東へ下る踏み跡を見つけた

 鉄塔から少し登ったところで、右手に藪っぽい踏み跡を見つけた。
ここがてるみさんもレポで触れられていた分岐かなと思った。
東山尾根を下ってきたら分岐に遭遇する形になるが、登ってきた西側のほうが明らかに明瞭なので迷うことはないと思う。
藪っぽいほうはもしかしたら神仙寺道方面へ下れるのかもしれない。

 分岐を後にして歩き良い緩やかな尾根を登り続ける。








 7:20 253mピーク

 まもなく前方の視界が開けて253mピークに到着。
地形図では253m標高点が描かれているものの、等高線が閉じていない隠れたピーク。
でも実際には分かりやすくはっきりピークと認識出来る。木々の枝越しではあるが、
周囲にはこれから向かう東山最高峰※や神仙寺尾根、旧摩耶道の尾根、そしてハーブ園方面まで見渡すことが出来た。
全山萌黄色に包まれて本当に心地良い景観に思えた。

 トラックは何事もないようにピークを横切って東山へ向かって伸びている。
これまではごく普通の尾根道だったが、ハイライトの岩尾根はこのあとかな。

※ 東山は地図によってピークの表記が違っています。360m+ピークと、少し西にある300m+ピークの二通り確認しています。
元来の日本式の考え方ではピークの場所は重要ではなく、東山は山塊全体を指していた呼称である可能性が考えられます。
当レポでは便宜上、旧摩耶道と学校林道の出合付近にあって、周囲で最も標高の高い360m+ピークを東山最高峰と表記します。








楽しい東山尾根の登り

 253mピークを過ぎて間もなく、トラックは岩尾根に突入。
上空は常に送電線に遮られるが、それを差し引いても楽しい尾根には違いない。
これほど楽しい尾根がなぜガイドブック等で紹介されていないのか不思議でたまらない。
一部ロープが張られているところもあるが、それに頼らなくとも楽しく登れてしまう。
また一つ摩耶山の新しい魅力が増えた気分だった。








 楽しい楽しい岩尾根登りはしばらく続く。
朝日で明るい岩尾根と、ポートアイランドを正面に見る景観が印象的だった。
やはり山の実相は列車の車窓から遠望するだけでは分からないものだ。








 岩尾根を登りきったところには鉄塔。そして東側にもう1本鉄塔が見える。
トラックは鉄塔の下をくぐって、一段高い東側の鉄塔へ向かっている。
周囲にはあそこ以外に高いところはないので、どうやら東山最高峰(360m)はあの鉄塔の辺りのようだ。

 しばらくうっそうとした森の中を歩くと、もう1本の鉄塔付近を通る。
ピークに立ち寄ろうと、鉄塔へ向かう踏み跡へ登っていく。
ピークは鉄塔の向こうに伸びる踏み跡を辿る。
いつも列車の車窓からよく見ている東山のピークに期待を膨らませていたのだが・・








 7:52 東山最高峰(360m+)

 鉄塔から少し分け入ったところには予想外の異様な空間が広がっていた。
サークル状にセメントの構造物が並んでいる。周囲には神仙寺道でも見受けられた石造りの擁壁。
なかには崩れかかっているものもあって、探索するのも細心の注意が必要だ。
神仙寺道を歩いたときにはもう少し古い時代の構造物かと思っていたが、これはもっと新しい。
先の大戦の高射砲陣地のようだ。当然往時には周囲を見渡せていたであろうけど、
森に覆われた現状は半世紀以上という時の流れを感じさせられる。

 物資不足の戦争中、おそらくここまで人力で必要資材を持ち上げてきたと推察出来る。
今の荒れるがままの現状は、如何に戦争が虚しいものであるかということを明確に語っているように思える。
 
 静寂に包まれていた陣地跡に急にがさっと音がしてびっくりしてしまった!
ふと音の方向を見るとネコが慌てて走り去っていった。今ではネコの棲家にもなっているようだ。

 ということで、東山最高峰ピークがあまりハイカーの登山対象になっていない理由を身をもって確かめることが出来た。
踏み跡を東山尾根のトラックまで戻って山行を再開する。








神仙寺尾根・東山尾根道出合

 東山最高峰の北側をぐるりとトラバースしていくと、見覚えのあるところに出てきた。
神仙寺尾根を登ってきたトラックと合流するところだ。東山最高峰を踏んだことで、これまで明確でなかった
この出合付近の地勢がはっきりと把握できた。これでとりあえず東山尾根は踏破完了。予想以上に楽しかった。
すっきりした気分ですぐ側にある旧摩耶道・学校林道出合で5分程度小休止。




 8:00 旧摩耶道・学校林道出合出発

 次の目的地はこれまた未踏の行者尾根。それまで慣れた道だが、好きな旧摩耶道を歩いていく。








新緑と朝日が爽やかな旧摩耶道

 心身共にリフレッシュされていくよう。これでしつこいカゼも完璧に治るだろう。








 8:30 行者堂の左脇より奥へ

 旧摩耶道を約30分歩いて行者堂へ到着。こちらのお堂が行者茶屋への入口となっているのだが、現地に何も道標等は無い。
東山尾根と並んで入口が分かりにくいこと、ガイドブック等に載っていないことが共通点となっている。
てるみさんや、のあるきさんのレポで勉強しておかないと、独力で気付くのはまず不可能だったと思う。








 隠された格好のトラックではあるが、お堂の裏からは青谷道と同様に明瞭な道が伸びている。
すぐに丈夫な橋で小さな沢の左岸に渡る。予習していたから自動化されたように歩いているが、
現地には何も表記が無いので要注意。








 橋の次はこの目立たない分岐が目印となっている。赤ペンキの手書きで「天狗道」と矢印が書かれている。
辿ってきた階段道はなおも奥へと続くが、ここはマーキングに従って右手の斜面へと登っていく。








 8:41 行者尾根へ取り付く

 辿ってきたトラックは小さなコルを横切って、向かいの斜面へと下っていく。
トラックと交差する尾根が目指す行者尾根であり、明瞭な踏み跡が尾根の上方へと続いているのがすぐに分かった。
老婆谷も機会を見つけていずれは歩いてみたいが、今日はとりあえず行者尾根を踏破しよう。








行者尾根も東山尾根に並んで素晴らしい尾根道だった!

 今まで何度となく摩耶山へ登ってきたが、いきなり一番お気に入りトラックになったようだ。
緩くもなくきつくもないという感じでとにかく歩きやすい。点在する岩がアクセントになっている明るい雰囲気の尾根だ。
更に今は新緑とツツジのコントラストが絶妙だった。桜に続いて4月は山歩きで外せない時期だと強く思った。

 これまでなら行者茶屋跡から青谷道の階段を延々と登っていたが、山歩きの楽しさでいうと行者尾根のほうが百倍にも勝っていると感じる。
元々あちらは参詣道であり、道の目的自体が違うから仕方がないけど。

 但し、夏場は行者尾根より青谷道のほうがいいと思う。行者尾根に生えている木は低木が多く、とても暑くて楽しめないのは想像に容易だ。








ちょっとスリリングで展望抜群の岩場

 けっこう登ってきた頃、周囲の視界が開けて展望抜群の岩場を通過した。
狭い足場のある岩壁をへつる形で登っていく。写真では危なそうに見えるけど、
足元にさえ気をつけていれば何の問題もない。逆に高いところが大好きな自分はもう興奮状態だった。








 9:15 岩尾根の向こうに、天狗道の尾根と620m+ピークが姿を現す

 岩場をしばらく登ると、更に両側が切れ落ちて全方向の視界が開けた!
思わず感嘆の声を上げてしまう。行く手には天狗道のある尾根をこれまで見たことがなかった角度で見渡すことが出来る。
天狗道のアップダウンの一つで何度も通っている620m+ピークも南から見るとなかなか整った山容で美しい。
せっかくだからザックを下ろして、ここで小休止していこう。








老婆谷を挟んで程近いところには摩耶の大杉さん。
全く葉を付けていないことで、やっぱり枯れているんだなと改めて納得した。
でも周囲の木々とは格が違うことは変わりない。








行者尾根のハイライト。展望の岩尾根

 数分の小休止で出発。この展望の良さは天狗道と同等かそれ以上かもしれない。
いつまでも眺めていたくなるが、程なく岩尾根は終わってしまい、トラックは森の中へ入っていく。








 森に入って展望は無くなっても、今の時期ならそれ程苦にならないかも。
ツツジで覆い尽くされている中を掻き分けて登っていくような感じだった。

 木々の向こうには段々と天狗道の尾根が近づいてくる。
楽しかった初めての行者尾根もいよいよ終盤のようだ。








620m+ピーク直下はなかなかの急板

 行者尾根全体を通じて最も急に感じたのが終盤だった。
けっこう段差も大きいので登りごたえがある。先ほどの展望の岩尾根から620m+ピークまでの標高差は約100m。
六甲縦走路と合流するのが楽しみだが、最後まで焦らずじっくりと登ろう。








 9:57 620m+ピーク(六甲縦走路と合流)

 急板を登り終えてピークに立ったかと思うと、見覚えのある六甲縦走路(天狗道)にすぐに合流。
縦走大会中には、ただのアップダウンの一つであるが、行者尾根を登ってくるとなかなかの達成感を得ることが出来た。
縦走大会ではこの辺りは最も苦しい区間といえるが、今日はそれ程疲れてはいない。
数分小休止してから縦走路を掬星台へ向けて歩き出す。








10:25 掬星台到着

 今日、摩耶山へ行き先を決定したのは、「摩耶山さん歩」のてるみさん情報で、桜が見頃ということを知ったから。
結果として東山尾根、行者尾根というとっておきの未踏ルートを登ることも出来た。

 下界ではとっくに葉桜になっているが、掬星台では様々な種類の桜の花見を楽しむことが出来た。
考えたら1ヶ月近くあちこちで桜を見ているが、今度こそ今春最後だと思うのでしっかりと見ておこう。













 30分ほど時間をかけてじっくりと花見を楽しんだ。
特に南側テラスのヤマザクラは本数も多く、掬星台の大展望と併せてなかなか見ごたえがある。

 4月下旬でも花見が出来て大満足だった。




11:00 掬星台出発

 次はもう一箇所花見が楽しめそうな史跡公園へ。








11:15 史跡公園(旧天上寺跡)

 掬星台のも見事だったが、こちらも今が盛りだった。
時折花びらが舞い落ちることが、更に風情を感じさせてくれる。
この時期、摩耶山は外せないなあとしみじみ思った。








 ヤマザクラはソメイヨシノに比べて少し控えめな雰囲気だが、それもまた違った魅力がある。
4月半ばに大師道付近を歩いた時、殆ど散ってしまったヤマザクラを見たのだが、あれは大雨と強風が原因だったのだろうか。




11:35 史跡公園出発

 気が付いたらここでも20分くらい花見をしていた。
いつまで居てもキリがないので、そろそろ重い腰を上げて出発しよう。




 元参道だった階段道を調子良く下っていく。宿坊跡は相変わらずゴジラが踏み潰したような状態。
その反対側には大杉さん。そうだ、せっかくだから寄っていこう。








11:40 摩耶の大杉さん

 木漏れ日の差す大杉さん。何故だかいつも足が向いてしまう。
でも袂の部分が段々朽ちていっているような気が・・。
樹齢千年ともいわれた大杉さんですら、いずれは土に還る。
人間とは比較にならない、自然の持つ崇高さを改めて感じさせられるところだと思う。




 大杉さんとの対面の後は、青谷道を軽快に下っていく。
今日は旧摩耶道沿いにもう一つ立ち寄っておきたいところがある。




12:00 行者茶屋跡通過

 行者茶屋跡まで戻ってきた。ここからは旧摩耶道を朝とは逆向きに歩いていく。
自分としては摩耶山の中で旧摩耶道はお気に入りトラックなのだが、青谷道に比べて歩いている人はかなり少ないように見える。
実際、今日も旧摩耶道では誰とも出会わなかった。

 旧摩耶道も傾斜のあるところを均していたり、ステップを付けていたりと、きちんと整備されていることに気付く。
出来るだけ道を傷めないように気を配って歩きたいものだ。




 学校林道、そして東山最高峰付近にある出合を通過。
ここからは雷声寺に向けて下り一辺倒となる。








12:25 300m+ピークへ

 東山最高峰の山塊を抜けると、西隣の300m+ピークとのコルに降り立つ。
今回は以前から気になっていた300m+ピークへ立ち寄ることにする。
東山最高峰(360m+)より低いが、地図によってはこちらに「東山」の表記がある。
どのようなピークなのか見ておきたい。

 旧摩耶道の道標(300m+ピークには触れていない)の横からブッシュを掻き分けて登っていく。
コルからピークまで標高差は僅か20mほどだ。








 300m+ピークへの踏み跡はやや藪っぽいが、ピークまでほぼ一直線に伸びていた。
旧摩耶道から分け入る、入口にあたるところが最も藪が深くなっている。

 程なく行く手が明るくなり、初めての300m+ピークに到着だ。








12:35 300m+ピーク

 辿り着いた300m+ピークは、アンテナ(使えるのかどうかは不明)が散乱していて、ちょっと雑然とした雰囲気だった。
今日初めて踏むピークは思いもよらないものが必ずあった。高射砲陣地、その次はアンテナ。
自分としては展望は無くとも居心地の良いピークを期待していたのだが、いずれもが残念ながらそうではなかった。

 踏み跡は300m+ピークを南北に横切り、更に南へ下っていく。
ここは単に通過点だったようだ。朝方東山尾根を登ってきた時に、この踏み跡の行方を想起させる箇所があった。
いずれ確かめてみよう。

 それにしても、このピークでは一体何が行われていたのだろう。別なところが気になってしまう。


 300m+ピークから西側の斜面にも、赤テープが下方へ誘導するようにいくつか設置されていることに気付く。
但し踏み跡らしきものは全く無く、これを辿るには完璧に藪漕ぎを強いられるだろう。
こちらも行く末はある程度見当が付いているが、ここは無難に元来た道をピストンしよう。




 旧摩耶道に戻って、西進を再開する。
旧摩耶道は300m+ピークの北斜面をトラバースして、西に派生する尾根上に出る。
その途上、300m+ピークの西側斜面をよく見ると、ピークへ誘導すると思われるテープが続いていることに気付く。
しかしやはり下から見ても、かなり藪は深い。一度は道を拓いたものの、需要がなく自然に戻ろうとしているのだろうか。








300m+ピークを背にして、旧摩耶道はフィナーレへ

 殆どが山腹道となっている旧摩耶道だが、ここは唯一の貴重な尾根道の区間。
やはり萌黄色の新緑に包まれて、心地良い締めくくりにすることが出来るだろう。




13:00 雷声寺到着

 最後の急な下りを慎重にクリアして、雷声寺に到着。
今日の山行は本当に色々盛りだくさんの内容だった。充実感に包まれつつ、三ノ宮駅へと歩いていく。
 街に出ると日差しは既に初夏を感じさせるものになっていた。またすぐに暑くなるんだろうなあ。








行程断面図です




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