「六甲縦走トレ2回目」 須磨浦公園駅〜JR灘駅 09年11月4日(水)


参考文献
 : 神戸市 「六甲全山縦走マップ」 (縦走には地形図は不便です。)



 縦走大会(11/23)まで残すところあと3週間となりましたが、今回ハイライトの前半を歩くことが出来ました。
アップダウンの連続となる前半は縦走の成否を分ける重要な区間。摩耶山に辿り着く=縦走成功と考えて差し支えありません。
 この前半の区間、山の間には住宅街が点在しています。住宅街でのアップダウンと道筋も見過ごせないところです。

 今回も何度も既出となっているルートとテーマですので、要点を絞って記述しています。








 6:00 須磨浦公園スタート地点

 大会当日は大勢の参加者でごった返しているところです。
鉢伏山への登りで縦走はスタート。まだ体はエンジンが掛かっていないのでけっこうしんどいです。
この時間帯は薄ら明るい頃であり、どうにかヘッドライトを使わなくても大丈夫。
但し11月23日はもう少し日の出が遅いので、明かりが必要かもしれません。

 鉢伏山へは完全舗装の階段道が続きます。大勢の方々と登ることになりますが、
必ず自分のペースを保ちましょう。ちなみに自分はスロースターターです。
縦走前半は特に各所で渋滞しますが、鉢伏山の登山道は広いのでスムーズです。








須磨浦公園山上で一休み。ここまでで約20分です。




 6:30 旗振山山頂(252m) ここから高倉台までは概ね下りとなります。
 6:43 おらが茶屋

 7:00 栂尾山階段下 長い一直線の階段で、気分的にしんどいところです。栂尾山階段下から東山山頂に至るまで断続的に渋滞します。
 7:05 栂尾山階段上 しんどくても順調に登って約5分です。

 栂尾山から横尾山まではだらだらと登りが続きます。大会当日は混んでいるのであまり疲れないかも。

 7:21 横尾山山頂(312m) ここから足場の悪い鎖場もあってまだ渋滞は続きますが、須磨アルプスを見渡せるところで気分転換にはなります。








六甲縦走序盤最大の見どころ須磨アルプス




 7:38 須磨アルプス馬の背通過 馬の背から東山山頂まではだらだらと登りが続き、しかも流れは悪いです。

 東山を過ぎると急な下り。すぐに道幅は広くなるので流れはスムーズになります。








東山山麓から東方を見通す

 これからの果てしなき道程を見渡せます。高取山から菊水山までが長いのです。
妙法寺小学校交差点まではしばらく下りが続きます。




 8:10 妙法寺小学校前交差点 交差点を過ぎると高取山山上に至るまで殆どが登り。
 体感的にけっこう長いので、気長にじっくり登りましょう。




 8:22 野路山公園 ここを過ぎると高取山の山道に入ります。水分補給をして一息つきました。

 8:44 高取山山上に出る 体感的にけっこう長いのですが、時間にすると20分弱。
 自分の場合、この辺りから完全にエンジンが掛かった状態になります。
 山上に出ると住宅街に下りつくまでしばらく平坦か下り。登ったり下ったりして縦走前半は変化に富んでいます。








9:03 丸山住宅街へ

 菊水山はさほど離れていないように見えるのですが、それは目の錯覚です。
住宅街に出てもしばらく下りが続きますが、登り返しがすぐにやってきます。
特に源平町の急坂は油断大敵です。菊水山までの間にもう一山登る気合が要ります。
ここでご近所にお住まいと思われる方に応援していただきました。記憶が正しければ以前に声掛けしていただいた方と同じような。
急坂に喘ぐ身としてはありがたいことです。








 9:33 神鉄鵯越駅

 鵯越駅周辺では下りか平坦なのですが、菊水山が近づくにつれて登りが目立ってきます。
自分の場合この辺りで徐々に疲れが表れてきて、けっこう精神的にも辛い区間です。








10:09 菊水山階段下到着

 前回、単独で縦走した時、菊水山が疲労のピークだったので、階段道に挑む前に小休止をとります。
2つ持っていたパンのうち、1つをここで食べました。




10:16 菊水山階段下出発

 休憩をとってもやはり階段道は長く、そして段差が大きいのでけっこう脚力を消耗します。
そしてこの区間は日当たりも良いので、暑がりの自分にはそれもマイナス要素です。
大会時には流れが悪くなるので、自然にペースが抑えられるせいか、疲れはさほど感じませんでした。








10:47 菊水山山頂(458m)到着

 約30分の格闘の末、ようやく菊水山山頂に到着。アンテナの展望台に立って、これまでの道程を振り返ってみます。
朝はけっこう空気が澄んでいたのに、何だか霞が掛かってきたような。




10:51 菊水山山頂出発

 この山頂は日当たりが良くて、この日はやや暑いくらいでした。数分の滞在で出発します。
鍋蓋山山頂のほうが木陰が多くて、暑がりの自分には好適かもしれません。
 菊水山山頂から天王吊橋までは殆ど下り。足場が悪いところがあるので、けっこう要注意です。








菊水山側から鍋蓋山を見る

 この間のアップダウンもけっこうきついです。気合を入れましょう。




11:11 天王吊橋通過

 つり橋を渡って鍋蓋山への登りが始まる前に、ストレッチをしたりして小休止をとりました。

 鍋蓋山へは最初は急坂で始まりますが、送電線鉄塔を過ぎる頃からはやや緩くなります。
但し山頂まではだらだらと登りが続くので気は抜けません。




11:47 鍋蓋山山頂(486m)到着

 以前は市ヶ原で昼食を摂りましたが、今日は少し早めにここで済ませることにします。
この辺りから自分と同じく数名の方が縦走練習中であると認識出来るようになってきました。
小休止をとるところが違うので抜きつ抜かれつになりましたが、摩耶山まで概ね同じペースで歩きました。

 鍋蓋山では南側の一段下がったところが見通しが良いのですが、自分は三角点近くの暑さをしのげるところで昼食にしました。








11:57 鍋蓋山山頂出発

 約10分で昼食を済ませて出発。ここから市ヶ原までは概ね下りとなります。
ここで昼食を済ませておくことで、最大の難所と思われる摩耶山までに少し腹ごなしが出来ると考えました。




12:30 市ヶ原到着 ここではもう少し短時間だけ休むつもりでしたが、電話する用事があったので結局10分ほどの休憩をとりました。
12:40 市ヶ原出発 ここから摩耶山掬星台に辿り着くまでは長い長い登りとなります。

 市ヶ原から摩耶山まで大体1時間半くらい。足を動かしていればいつかは着くだろうというように気長にいきましょう。




13:00 425mピーク付近通過

 苧谷を挟んで東に555mピークが見えています。けっこう標高差が強調されて見えます。
稲妻坂は以前より整備されて、登りやすくなっています。気長に登ります。








13:27 555mピーク通過

 約30分かけて555mピーク。ここまで来るともう引き返すより摩耶山のほうが近いです。
元気付けていきましょう。でも写真で見ると後姿が何となく疲れて見えるのが不思議です。








天狗道を登る

 前回単独で縦走した時と同様にやはりこの辺りから足が軽くなってきました。
見通しが良くなる岩場を通過する心理的影響もあるのでしょうか。
階段道より岩場のほうが面白く感じるのが改めて納得できます。

 最後は石畳の階段道になってようやく摩耶山に到着です。
今日は登りついたところでは他の方が休憩されていたので撮影はしていません。
大会時にはチェックポイントが設置されている掬星台へ急ぎましょう。




14:05 摩耶山掬星台到着

 前回と殆ど同時刻に掬星台到着。毎度のことですがけっこう達成感があります。
今日はここで縦走は終点となりますが、大会時には宝塚まであと約5時間強の道程となります。








爽やかな秋空が広がる摩耶山掬星台

 須磨からの縦走の余韻に浸りながら、掬星台の展望を楽しむのは最高です。
少し霞みはありましたが、まずまずの展望でした。




14:30 摩耶山掬星台出発

 約30分の滞在をもって掬星台を出発。今日は静香亭でお茶を購入するために青谷道で下山します。




14:54 行者茶屋跡通過




15:03 静香亭到着

 7月に購入したお茶が少なくなり、同じお茶を買いました。山歩き後に帰宅して飲むお茶は格別です。
自分は全く酒が飲めないですが、お茶は本当に大好きです。




15:10 静香亭出発

 目当てのお茶を買い込み、引き続いて青谷道を下ります。
ここの舗装路は疲れた足にはけっこう辛いかもしれません。
でも宝塚までの下りも同じような状況ですので、予行演習と考えて歩きます。








15:40 JR灘駅到着

 掬星台から約1時間10分で到着。久しぶりの灘駅は自分の記憶と全く違うところになっていました。
これが灘駅!?という感じでした。便利にはなったけど風情が無くなったような・・。




 2回に分けての縦走練習が無事に終わりました。あとは大会本番を待つだけです。
今秋はけっこう忙しく、山歩きの回数は少なめですが、普段でも小まめに歩いて補っています。








行程断面図です




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